【徹底攻略】ツルハグループでマイル・ポイントを貯める(ツルハ、レディ薬局、ウェルネス、ウォンツ、くすりの福太郎)2017年12月更新
私はよくドラッグストアチェーン・ツルハグループのウェルネスを使います。なんでもそろっていますし、スーパー並みに安いので重宝しますよね。私の住む松江にはウェルネスがたくさんあり、イオンと並んで生活必需品購入の一大拠点です。
今日はそんなツルハグループのポイント制度「ツルハポイント」を攻略していきたいと思います。なお、ツルハグループのポイントには特に名称は付与されていませんが、ここでは便宜上「ツルハポイント」と統一して表記します。
ツルハポイントの概要
ツルハグループは何種類かのドラッグストアチェーンを展開しており、それに伴ってポイントカードもチェーンごとにデザインの違うものが発行されています。
- ツルハドラッグ→ツルハポイントカード
- くすりの福太郎→くすりの福太郎ポイントカード
- ウォンツ→ウォンツポイントカード
- ウェルネス→ウェルネスポイントカード
- レディ薬局→レディ薬局ポイントカード
これらのポイントカードは、グループ内のどのチェーンでも利用でき、ポイントを貯めることができるようになっています。(例:くすりの福太郎ポイントカードをウォンツで提示してポイントを付与してもらうことができる)
ポイントは基本的に100円ごとに1ポイント付与されます(例外あり、後述)。そして500ポイント貯まった際にレジから自動で500円分のお買い物券が発行され、次回以降のツルハグループでの買い物のときに利用できる仕組みになっています。お買い物券の有効期限は3カ月です。発行されてから3カ月以内に使いましょう。
ちなみに、このお買い物券を利用した分には、ツルハポイントも楽天ポイントも付与されません。お買い物券利用分を差し引いた合計額に対してポイントが付与されます。
余談ですが、ポイントを貯めることが好きな私はお買い物券は発行されてポイント残高が「0」にリセットされたときに寂しさを感じます...。共感してくださる方がいらっしゃるかは分かりませんが。
ポイントの有効期限は最後の変動から1年です。Tポイントと同じ仕組みです。普段からツルハグループの店舗を使う方ならポイントが失効することはないはずです。
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ツルハグループのランク制度
ツルハグループでは前年の購入金額に応じてランク制度というものが設けられています。いわば「上級会員制度」です。各ランクと達成条件は次のようになります。
- 一般会員:通常のポイント率、購入金額10万円未満
- シルバー会員:常にポイント2倍、購入金額10万円以上20万円未満
- ゴールド会員:常にポイント3倍、購入金額20万円以上
一年間に10万円以上買い物すれば上級会員になれる訳ですが、ゴールド会員になってもポイントカードなどはそのままのようです。上級会員限定デザインのキラキラしたポイントカードにしてくれるとか、タグくれるとかならやる気も起きますが...。
また、次に書くようにしょっちゅう倍付けイベントやってるので上級ランクを目指す動機に乏しいのが現状です。
ポイント倍付け、割引などのイベントは?
ツルハグループにもポイント倍付けや○%オフ、といったイベントもあります。ただ、ここでやっかいなのはこれらのイベント日程が各チェーンによって異なっている、という点です。普通に生活する分にはツルハグループの複数チェーンに買い物に行くことはあまりないかも知れませんが、旅先などで普段と違うツルハグループのチェーンを使う時は要注意です。
以下に定期的に各チェーンで開催されているイベントを一覧にしています。
ツルハ | くすりの福太郎 | ウォンツ | ウェルネス | レディ薬局 | |
基本還元率 | 1%(日用雑貨は0.5%) | 1% | 2% | 1% | 1% |
ポイント5倍 | 毎月5・15・25日(+6・16・26日?) | ||||
ポイント2倍 | 毎月5・15・25日 | 毎週木・金曜日 | 毎月7・17・27日 | 毎月5・15・25日? | |
シニア感謝デー | 毎月15~17日※ウォンツは15・16日のみ | ||||
5%オフ | 毎月1・10・20日 | 毎月1・11・20日? | |||
倍付けとランク特典 | 併用不可 | 併用不可 | 併用可 | 併用不可 | 併用不可 |
※一部例外あり
レディ薬局はポイント2倍や5%オフの日が公式ホームページに記載がなく、ネット上の情報を用いているため「?」を付けています。また、ウェルネスの「6が付く日」はホームページ等では記載がありませんが「5が付く日」同様にポイント5倍デーとなっています。
ここでまず個人的に私が驚いたのは、ツルハでは日用品のポイント還元率が0.5%(200円につき1ポイント)であるという点です。他のグループ内各チェーンでは1%還元なのに一番の親玉であるツルハだけ半分の還元率になっているのです(ていうかむしろ日用品を買いに行くことが多いような気がするんですが...)。
ちなみにツルハで1%のポイントが付与されるのは、医薬品・制度化粧品となっており、その他は0.5%の還元となります。
他チェーンは概ね基本還元率は1%となっていますが、逆に、ウォンツは基本が2%還元となっています。これは、全会員がポイントカード入会時から「シルバー会員」となるサービスを独自に行っているためで、正確には「いつでも誰でもポイント2倍」という表記が正解です。なお、グループ内他チェーンのポイントカード(ウェルネスなど)の場合はポイント2倍にならないようです。
(先日実家近くのウォンツでウェルネスのポイントカードを提示したところ、100円で1ポイントしか付いていませんでした。)
そしてもう1つ、ウォンツで注目なのがランク特典のポイント倍付けとポイント2倍デーなどによるポイント倍付けが併用できる、という点ですね。しかも2つの倍率を「かけて」計算するようで、うまく使うと高還元が期待できます。
(例)ゴールド会員(常時3倍)がポイント2倍デーに買い物する場合:3×2でポイント6倍
楽天市場などではこういう場合、倍率同士を「足して」合計倍率を計算していますが、ウォンツではここを「かけて」算出しています。この方式でポイント倍率を計算するのはけっこうレアではないでしょうか。先日行われていたスーパーセールのポイント4倍(ウォンツの場合)の時などは...ヤバいです。
この、「ランク特典」と「ポイント倍付けイベント」の併用はグループ内でもウォンツでしかできません。他チェーンでは、どちらか一方、倍率の高いほうのみ適用されるようになっています。
楽天スーパーポイントが(も)貯まる!使える!
ツルハグループでは昨年夏に共通ポイントサービス「楽天スーパーポイント(以下「楽天ポイント」)」を導入しており、ポイントを貯めたり使ったりすることができます。ポイントの付与率は200円につき1ポイントで使う際は1ポイント=1円で使えます。
また、ツルハグループでは、楽天ポイントカードとツルハグループのポイントカードを両方提示することで、両方にポイントを付与することができます。
(例)一般会員がウェルネスで216円(税抜200円)の買い物→ツルハポイント2ポイント&楽天ポイント1ポイント付与
このようにWでポイントが貰えます。買い物の際は忘れず2枚提示しましょう。
楽天ポイントを支払いに利用した場合、ポイント利用分に対してもツルハポイント、楽天ポイント共にポイントが付与されます。前述のお買い物券と扱いが異なっているので注意が必要です。
電子マネーやクレカは使える?
ツルハグループでは電子マネーやクレジットカードなど、幅広い種類の決済手段に対応しています(店舗によって異なる場合あり)。どの店でどの決済方法が使えるかは、ホームページから検索することができます。
例えばウェルネスだとこちら。
ウェルネスのホームページであってもグループ内他チェーンの店舗の情報も検索できます。この中に「現金以外のお支払い方法」というチェックボックスがありますので、そこから任意の決済手段が使える店舗を絞り込むこともできます。
「Visa Touch」や「台湾SmartPay」辺りはインバウンドを意識している感が漂います。銀聯は最近は大手コンビニなど対応店舗が多くなってきましたが、上記2つはまだまだこれから、という感じですからね。
クレジットカード、Edy、WAON、nanaco、交通系(Suicaなど)、iD、QUICPayにはほとんどの店舗で対応しています。一方で上記電子マネー等に加えて銀聯まで対応しているのは全体の2割弱。ちなみに、国内発行の銀聯カードは使えないので注意が必要です(三井住友銀聯カードなど)。
また先日より新たにバーコード決済の「LINE Pay」が使えるようになりました。ただしバーコード決済としてLINE Payを用いてもLINEポイントは付与されません。ポイントが付与されるのはプラスチックカードの「LINE Payカード」を利用した場合のみです。
これらの各種決済手段によって支払いをすると、当然そのポイントも同時に獲得できることになります。つまり、「ツルハのポイントカード」と「楽天ポイントカード」を提示したうえで上記各種電子マネーなどを使えばトリプルでポイント獲得になります。もちろん、電子マネーチャージでもポイントを獲得できることもありますので、その場合は「クアドラプル(この言葉初めて知った...)」でポイント獲得も可能です。
例えば...ウォンツのポイントカード(常にポイント2倍)を提示し、楽天ポイントカードも提示し、JALカード(ショッピングマイルプレミアム加入)でチャージしたJMB WAONで支払う場合...
2%(ウォンツ)+0.5%(楽天)+1%マイル(WAONチャージ)+0.5%マイル(WAON決済分)=4%
となり、2.5%のポイント還元と1.5%のマイル還元となり、単純に足すと常時4%還元となります。ここに更にランク特典やポイント倍付けが重なるともうお祭り騒ぎ不可避です。逆にツルハだと日用品の基本還元率が低いので(ウォンツの1/4)、上記の場合でも2.5%にしかなりませんが...。
ツルハ、どうでしょう?
ツルハを気に入って頂けたでしょうか?個人的にはJALカード特約店でTポイント加盟店の「ウェルシア」を使いたいんですが...山陰にはありませんので、(仕方なく?)ツルハグループのウェルネスのお世話になっています。ちなみに...マツモトキヨシも出雲まで行かないとありません。
マイルに変えられる共通ポイントも魅力ですが、このような各チェーンのポイント制度には使ってみると面白いものもあるのではないか、と改めて思いました。ツルハは店舗数も多く、ポイントが貯まりやすいのでポイントカードを持っておいて損はありません。特にウォンツが生活圏にある方はポイントカードを作らないと、相当損してると思います。
なぜかウォンツだけはポイントカードの入会申込書がホームページからダウンロードできますので、これを印刷して必要事項を記入していけば、レジを待たせることなくポイントカードを発行することも可能です。
先日までツルハではPOSAカード購入にクレカ等の上記の各種決済手段が使えたんですが、今では現金払いのみ、となっています。なおこの記事で触れている「毎月1、2、20日にQUICPayで3%オフ」になるキャンペーンは昨年度末で一旦終了しました。今年度の継続は発表されていません。