Tomorrow Is Another Day ~明日は明日の風が吹く~

旅行、マイル・ポイントが大好きな大学生です。JALカードnavi、三井住友VISAデビュープラスカードを主に使っています。

「モバイルSuica」と「SMART ICOCA」、どっちがおトクなのか。

 

 

日本全国で使えるSuicaなどの交通系ICカード。便利ですよね。山陰でもJRでICOCAが使えるようになったので使うときはいつもモバイルSuicaです。モバイルSuicaであれば、普段使っているスマホがそのままICカード替わりになりますから、財布からカードを1枚減らすこともできます。

また、クレジットカードからのチャージがいつでもどこでも行えるのも便利です。

一方、JR西日本の発行するICOCAにも「SMART ICOCA」というクレジットチャージが可能な種類もあり、Suicaにはない「乗車ポイント」制度を備えるなど、独自の魅力があります。しかし、どちらも制度が複雑で、これを理解して使い分けている人はそう多くない、という現状があると思います(SMART ICOCA持つとカードが1枚増えますし)。

 

そこでモバイルSuicaと、「SMART ICOCA」を比較してみることにしました。なお、カード型の「記名式Suica」もモバイルSuica同様に使えるようですが、本記事では省略させていただきます。

 ポイントシステムの違いなど、少しややこしいところもあります。その辺を今回は紹介していきたいと思います。

 

モバイルSuica」と「SMART ICOCA」の比較

  モバイルSuica SMART ICOCA
デポジット 不要 500円
年会費 1030円(ビューカード保有者無料) 無料
クレジットチャージ オート/手動チャージ クイックチャージ
貯まるポイント JRE POINT(旧Suicaポイント) J-WESTポイント
乗車ポイント   200円=1ポイント
ショッピングポイント 200or100円=1ポイント 200円=1ポイント
最小交換単位(金券等) 100ポイント 1000ポイント
マイル化 不可 不可

 

では、1つずつ詳しくみていきます。

デポジット・年会費

デポジットに関してはモバイルSuicaは不要です。SuicaICOCAなどのカードを発行する際に「カード発行預り金」として徴収するのがデポジットですから、カードを発行しないモバイルSuicaでは必要ない、ということのようです。

 

年会費はモバイルSuicaは必要で1030円です。ただモバイルSuicaのチャージにビューカードを選択した場合は「当面無料」となっています。この当面無料、何年も続いていますが。

また、Apple PayでモバイルSuicaを利用する場合、年会費は無条件で無料です。おサイフケータイモバイルSuicaを使っている身としては羨ましいです。

 

クレジットチャージ

クレジットチャージに関してはモバイルSuicaの方が勝っています。そもそもSMART ICOCAには「オートチャージ機能」がありません。できるのは「クイックチャージ」というもので駅の券売機やクイックチャージ機にSMART ICOCAを挿入して指定金額をチャージする、という仕組みです。つまり、JR西管内でしかクレジットチャージを行うことができません。

 

一方モバイルSuicaの場合、オートチャージSuicaPASMOエリアのみで可能ですが、手動でクレジットチャージすることができるため、いつ、どこにいてもノーキャッシュでSuicaにチャージすることができます。

 

貯まるポイント

貯まるポイントはどちらも独自ポイントでモバイルSuicaは「JRE POINT」(旧Suicaポイント)、SMART ICOCAは「J-WESTポイント」となっています。詳細についてはこの後紹介します。

なおSuicaポイントは2017年12月5日からJRE POINTへ統合されました。有効期限等の変更点などを下記記事でまとめています。

miletabi.hatenablog.com

 

 

スポンサーリンク

 

 

乗車ポイント制度

 今回調べていて初めて知ったことですが、「モバイルSuicaには乗車ポイント制度」がありません。これまでSMART ICOCAのことばかり調べていましたから、乗車ポイントが存在すると思い込んでいた訳です。

大手私鉄でも乗車ポイントを導入しているところは多いですから、ここはJR東日本さんに改善してほしい点ですね。そういう観点から見れば、JREポイントは共通ポイント、J-WESTポイントはマイレージ制度、とも言えます。SuicaICOCAは本来「IC乗車券」ですから、SMART ICOCAの方が「乗車券」らしいかな、と思います。

 

ショッピングポイント制度

逆にショッピングでのポイント制度はSuicaの方が優れています。第一にポイント加盟店の数が違います。

また、これとは別に「JRE POINTカード提示で貯まる」JRE POINT加盟店もあります(駅ビル内店舗など)。こちらではSuica決済を行ってもJRE POINTは貯まりません。

www.jrepoint.jp

www.jr-odekake.net

 

ちなみに、ポイントが貯まるのはどちらも基本的には自社の営業エリア内の店舗に限られます。つまり、関東のイトーヨーカドーモバイルSuicaを使えばSuicaポイントが貯まり、関西のイトーヨーカドーSMART ICOCAを使えばJ-WESTポイントが貯まる、ということです。

 

また、JRE POINTは100円で1ポイントの加盟店がほとんどです。

 

ポイント交換

SuicaポイントのJRE POINTへの統合前にあった、TポイントやWAONポイントへの交換はJRE POINTへの統合に伴い終了しました。ご注意ください。

貯まったポイントの使い道はSuicaポイントの圧勝です。金券や他社ポイントなど、同等価値を持つものに交換する場合、Suicaポイントは100ポイントから交換可能ですがJ-WESTポイントは1000ポイントから、となっており、使いやすさで大きく勝ります。

 

JRE POINTの主な使い道としては以下のようなものがあります。

ミネラルウォーター500ml×24本 2,750JRE POINT
鉄道博物館入館引換券(1,000円相当) 1,000JRE POINT
東京ステーションホテル利用券(5,000円相当) 4,625JRE POINT
Suicaチャージ 1JRE POINT→1円
駅ビル等JRE POINT加盟店で利用 1JRE POINT→1円
Suicaグリーン券と交換 2018年3月開始予定

 J-WESTポイントと比較すると、1ポイントからでも使えるので、使いやすくなっています。また、SuicaポイントがJRE POINTとなりJR東日本グループの共通ポイントになったため、駅ビル等の加盟店でも使え、利便性は大きく向上しています。

 

続いてJ-WESTポイント。

駅プラン1000円引券 1000J-WESTポイント
金沢百番街3000円分商品券 3000J-WESTポイント
日本旅行旅行券3000円分 3000J-WESTポイント
ICOCAチャージ 1000J-WESTポイント→1000円

 

これ以外にも宿泊券とか、各駅の駅ナカで使える商品券に交換することができますが、いかんせん最低交換単位が大きすぎます(寄付とかなら800ポイントからできます)。あと、特殊なので言えば「ICOCAグッズ」と交換できます。

 

ICOCAチャージに必要な1000ポイントを列車利用のみで貯めようと思うと20万円分SMART ICOCAで列車に乗らなければなりません。松江~出雲市が片道580円ですから、172往復に相当します。そう考えると列車利用ポイントを活用するのは諦めざるをえません。

 

 まとめ

ぶっちゃけ、モバイルSuicaSMART ICOCAも一長一短あり、といった感じです。SMART ICOCAはエリア外でクレジットチャージできない点は許容できませんし、モバイルSuicaの年会費負担をペイできるほど電車に乗る訳でもありません。

 

そう考えると、JR東日本ビューカード系統のカードを作りモバイルSuica年会費を無料にするか、あるいはLINE PayカードでのモバイルSuicaチャージで元を取れるように利用するか、ということになりそうです。

LINE Payカードの還元率は2%なので、モバイルSuica年会費の1,030円をペイするには年間51,500円の利用が必要です。月4,000円ちょっとです。

 

まあこれに関しては、モバイルSuicaを使う利便性(財布が軽くなるという)を考えれば年会費負担もやむを得ないかな、とも思います。スマホ1つで全国を旅できるんですから。ただしその場合にはおサイフケータイ対応のスマホを購入する、という一手間が発生しますが。

 

JR東日本さん、おサイフケータイモバイルSuicaの年会費無料化の英断を期待しています...。

 

関連記事

学生にとっては、「学割乗車券」という強力な割引制度も存在します。こちらを上手く利用すればICOCASuica利用で得られる還元をはるかに上回る割引を享受できます。学割乗車券については下記記事にまとめていますのでご覧ください。

miletabi.hatenablog.com