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旅行、マイル・ポイントが大好きな大学生です。JALカードnavi、三井住友VISAデビュープラスカードを主に使っています。

いよいよSuicaポイントがJREポイントに統合へ!何が変わる?

来る12/5、JR東日本のポイントサービス「Suicaポイント」が「JRE POINT」に統合されます。これによりJRE POINTは、JR東日本グループで横断的に貯めたり使えたりできるポイントサービスになります。

ではSuicaポイントがJREポイントに統合されて変わる点や、便利になる点はどういうところなのでしょうか。調べてみました。

 

そもそもSuicaポイントとは

Suicaポイント」というのは、Suicaを加盟店で使うことによりポイントが貯まるサービスで、2007年6月サービス開始となっており、今年でちょうど10周年ということになります。

(「Suicaポイントクラブ」アプリより)

加盟店はJR東日本の駅構内のコンビニや自動販売機、さらに街中のショッピングセンターなどをカバーし、意外なところでは任天堂のゲーム機、「New ニンテンドー3DS」などでのSuica支払いでもポイントが貯まります。

 

2014年5月8日(木) 任天堂決算説明会(この中でSuicaなど交通系ICカードによる決済についても述べられています。)

Suicaポイントの制度、SMART ICOCAとの比較などは下記記事でまとめています。

miletabi.hatenablog.com

 

ではJRE POINTとは何者なのか

もう一方のJRE POINTは、JR東日本のグループ各社で乱立していたポイントサービスを統合する目的で2016年2月に開始されました。サービス開始当初から「Suicaポイント」との統合は既定路線となっていた訳です。

 

Suicaポイントと比較して大きく異なるのは、SuicaポイントがSuica決済で貯まるのに対し、JREポイントは共通ポイントとしてポイントカードの「提示」のみでポイントが貯まる制度である点です。これにより、日本の決済の大部分を占める「現金決済」においてもポイント付与が可能になりました(逆にJR東日本としては、現金払い時の購買データをも収集できるようになったということ)。

 

現在(Suicaポイントとの統合前)JRE POINTの加盟店は、JR東日本の営業エリア内にある駅ビルなどのエキナカ店(アトレ、ビーンズなど)が主ですが、Suicaポイントとの統合によって飛躍的に加盟店数が拡大することになります。

 

以上から、SuicaポイントとJRE POINTを比較してみたのがこちらです。

  Suicaポイント JRE POINT
年会費等 無料 無料
主な加盟店 駅ナカのコンビニ、
自販機、イトーヨーカドーなど
JR東日本グループの
駅ビルなど
ポイント獲得方法 Suica決済 ポイントカード提示
ポイントの使い道 Suicaチャージ、
Tポイントへの交換など
加盟店店頭での利用、
鉄道関連商品との交換
還元率 店舗による(0.5~1%) 1%
有効期限 ポイント取得の翌年度末 最終変動から2年後の月末
(別に期間限定ポイント有)
備考 2019年3月までに
順次終了
Suicaポイント統合前
の状況

有効期限などの面でJRE POINTの方が便利と言えます。ただし、持ち歩くカードが増えてしまう、という欠点もあります。また、Suicaポイントは共通ポイントのTポイントやWAONポイントに交換することができました(ポイント統合に伴い現在は終了)。新たなJRE POINTでこれらの他社ポイントとの交換がどうなるかは発表されていません。

 

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12月5日にSuicaポイントはJRE POINTに

ポイント残高は移行可能!

皆さんが一番気になるのは、この点ではないでしょうか。これまでSuicaで貯めてきたSuicaポイントはJRE POINTに移行することができます。移行手続きは12月5日AM10時から開始され、自身のJRE POINTのアカウントと紐づけられるようになります。まだJRE POINTのアカウントを持っていない場合は、先にアカウントを作る必要がありますので事前に作成しておくとスムーズに進むと思います。

 

JRE POINTへの移行手続きが完了すると、Suicaポイントクラブへはログインできなくなるので注意が必要です。

www.jrepoint.jp

 新・JRE POINTは「ポイントカード提示」「Suica決済」の2種類の貯め方に

Suicaポイントとの統合後のJRE POINTは、Suicaポイントと、JRE POINTの両方を足したようなポイント制度になっています。つまり、Suica決済によるポイント付与とポイントカード提示によるポイント付与が並立しています。

 

なお、Suica決済でのポイント加盟店とポイントカード提示のポイント加盟店は異なっているので注意が必要です。概ねこれまでSuicaポイント加盟店だったNEW DAYSなどは引き続きSuica決済でのポイント付与となります。 つまり、NEW DAYSではJRE POINTカードを提示してもポイントを貯めることはできません。逆に、JRE POINTカード提示によりポイントが貯まる加盟店では、登録したSuicaによる決済をしてもポイントは貯まりません。

同じJRE POINT加盟店の中でもポイント獲得方法が分かれることになるので、どちらの方法でポイントを獲得できる加盟店であるかを見極める必要があります。また、一部加盟店では「JRE POINTカード提示によるポイント付与」と「Suica決済によるポイント付与」の両方でポイントが貯まる店もあるとのことです。

 

ロゴがそれぞれのポイント獲得方法によって違うので、これを見て見分けるしかなさそうですね。

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JRE POINT公式サイト(https://www.jrepoint.jp/information/jrepoint/pre)より編集)

有効期限は改善!実質無期限へ。

Suicaポイントをこれまで貯めてきた人にとってはJRE POINTへ統合されることにより、ポイント有効期限が大幅に延長され、また実質無期限となります。これは上記の表でも述べましたが、Suicaポイントの有効期限が「ポイント取得の翌年度末」、となっているのに対し、JRE POINTの有効期限は「ポイント残高の最終変動から2年後の月末」と変わるからです。

 

従来の場合で最もポイントの有効期間が短かった3月に獲得したポイントは翌年3月に失効してしまっていたため、最低でも1年以上の有効期限延長となります。

日頃からエキナカのNEW DAYS等で買い物をする機会にSuicaを利用していれば、ポイントは永遠に失効せず、貯まり続け、有効期限を気にする必要がありません。

 

この「最終変動から2年」という有効期限は他の共通ポイントサービスと比べても長く、たまにしかJR東日本エリアの加盟店を使わない旅行者にも優しいシステムになっています。ちなみに、他共通ポイントサービスの有効期限は次の通りです。

  有効期限
Tポイント 最終変動から1年
Pontaポイント 最終変動から1年
楽天スーパーポイント 最終獲得から11カ月後の月末
dポイント 獲得から47カ月後の月末
WAON POINT 獲得月によって1年~2年
JRE POINT 最終変動から2年後の月末
(参考)Suicaポイント 獲得の翌年度末

楽天スーパーポイント、dポイントの有効期限の表記は「(最終)獲得月を含んだ4(1)年後」となっているため、分かりやすくなるよう表現を統一しました。

 

ローソンやマクドナルドで使えるdポイントの有効期限の長さが目を引きますが、dポイントにも有効期限が設定されています。有効期限が実質無期限の共通ポイントの中では、JRE POINTの有効期限は長い、と言えるでしょう。

「期間限定ポイント」に注意!

いま述べたようにJRE POINTの有効期限は実質無期限で、しかも有効期限の長い共通ポイントサービスとなりましたが、他の共通ポイントと同様に「期間限定ポイント」なるものがあります。これはJRE POINTのサービス開始時からある制度ですが、Suicaポイントから移ってきた方には馴染みがないものかも知れません。

 

期間限定ポイントは、通常ポイントの「2年」とは別に有効期限が設定されているものです。

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この写真のポイントは8/14に付与されたものですが、翌月である9/30までの有効期限が設定されており、通常ポイントに比べて大幅に短い有効期間となっています。

私はこの期間限定ポイントを使う機会がなく、みすみす失効させてしまいました。このような期間限定ポイントはJR東日本管内にお住まいでない方には消費が難しいかも知れませんので注意が必要です。

Suicaポイント統合に合わせて交換先を拡充

また、JR東日本ではSuicaポイントとJRE POINTの統合に合わせて貯まったポイントの利用先を拡充します。

ポイントのSuicaへのチャージ

これは従来のSuicaポイントの機能をそのまま引き継いだものです。Suicaポイントでは、100ポイントから10ポイント単位で1ポイント→1円でSuicaにチャージできましたが、これがJRE POINTに代わるだけですね。

ポイントによるSuicaグリーン券への交換

JR東日本の首都圏の在来線を走る普通列車グリーン車自由席券への交換ができる、というもので、Suicaポイントでは行われていなかった新サービスとなります。こちらについては2018年3月のサービス開始、と発表されており、現状では必要ポイント数など詳細は不明です。

 

Suicaグリーン券はカードタイプのSuicaの場合、チャージされた残高から支払いとなります(モバイルSuicaは登録したクレジットカード)。つまり上で述べたように、利用者としてはポイントのSuicaチャージができるようになれば、わざわざポイントを用途の制限されたSuicaグリーン券に引き換える必要性は薄い、ということになります。

ゆえに、通常のSuicaグリーン券の発売額よりも割り引いたポイント数で交換できるようにするのではないか、と個人的に予想しています。また、Suicaグリーン券は「当日のみ有効」ですが、ここの有効期限を緩和した形になることもあり得ると思っています。

(あくまでも個人的な予想です。外れたらごめんなさい。)

まとめ

JR東日本Suicaポイントだけに留まらず、グループ各社のポイントを1つにまとめようとしています。今後もJR東日本グループのクレジットカード「ビューカード」の「ビューサンクスポイント」との統合など、大きなイベントが控えています。

 

利用者としては、更にポイントが貯めやすく、使いやすくなることを期待したいです。また、私のような東日本エリアに住んでいない会員のためのサービスを拡充させ、誰にでも使いやすいポイントサービスを目指して欲しいと思います。