「三井住友VISAデビュープラスカード」徹底攻略。学生カード最強?のスペック。
本日は、私が作った初めてのクレジットカード、「三井住友VISAデビュープラスカード」(以下、デビュープラスカード)について解説したいと思います。私は今でこそJALカードnaviをメインカードとして使っていますが、大学1年夏にデビュープラスカードを作って以来、昨年末(大学2年冬)にJALカードnaviを発行するまで、こちらをメインカードとして使ってきました。
この春から大学生になる方、まだクレジットカードを持ってないけど、どのカードがいいか迷ってる、という人、必見です。
公式サイトはこちら。
三井住友VISAデビュープラスカードとは?
学生や若者向けのカードで、私のように「初めてのクレジットカード」としても使える、優秀なカードです。このカードならではの特典や魅力も多く、私は友人などにおススメのカードを訊かれた場合、このカードをおススメしています。
基本スペックは次のようになっています。
- カード発行会社:三井住友カード
- 入会資格:満18歳~25歳(高校生除く)
- 年会費:年1回以上の利用で無料
- 還元率:基本的に1%
以下で詳しく見ていきます。
18歳~25歳限定のカード
このデビュープラスカードは上記の通り、高校生を除く満18歳~25歳の方のみに入会資格のあるクレジットカードです。これから三井住友カードの重要な顧客になるであろう若者を囲い込むためか、普通の三井住友カードに比べても高スペックになっています。
ちなみに入会ページは「学生」と「学生以外」で分けられていますが、どちらかにしかないようなサービスは特にありません。
ポイントがいつでも2倍‼
ここがデビュープラスの最大の売りでしょう。「ポイント2倍」というのは、通常の三井住友カードに比べて2倍、ということです。
通常、三井住友カードの利用で貯まるポイントは「ワールドポイント」というものです(一部提携カードを除く)。このワールドポイントが普通の三井住友カードでは1,000円利用につき1ポイント貯まりますが、このデビュープラスでは2倍の2ポイント貯まる、ということになります。ポイントの有効期限は2年間です。
このワールドポイントは様々なポイントと交換できる訳ですが、楽天スーパーポイントやdポイントなど、一部の交換先に対しては1ワールドポイント=5ポイントに交換することができます。つまり、ポイント2倍のデビュープラスカードでは1,000円利用=2ワールドポイント=10楽天スーパーポイントに交換できますので、還元率は1%となります。また、入会後3カ月間限定でポイントが5倍になるサービスもあります。この期間内に限れば還元率は5%となります。スタートダッシュでポイントを大量獲得することができます。
なお、その他ポイントとも交換できますが、レートが少し悪い交換先が多く、例えばTポイントやポンタポイントへは1:4.5のレートになっています。
また、マイレージ移行についてはANA、シンガポール航空(以上スターアライアンス)、アリタリア航空(スカイチーム)へ、1ワールドポイント=3マイルのレートで移行できます。
つまり、ANAマイルに移行した場合には、1,000円につき2ポイント=6マイルとなり、マイル還元率は0.6%になります。ちなみに、ソラチカカード保有者の場合、1ワールドポイント=4.95G=4.95メトロポイント=4.455ANAマイルへ移行することができます。ソラチカカードをこのデビュープラスと組み合わせれば、ANAマイル還元率0.891%(単純計算)となります。
ま、カード決済でANAマイルを貯めたいならANAカードを持つのが手っ取り早いとは思いますが。
ソラチカカードについては、「すけすけのマイル乞食」様が上手に解説されていますのでこちらを参考にしてみて下さい。
ソラチカカードについての記事はいつか書こうと思ってはいますが、私が書くよりも素晴らしい記事がたくさんありますので、そちらを読んでいただくということで...。
ちなみに、ですが、私の現在のポイント残高はこんな感じ。だいたい1万円分くらいのワールドポイントが貯まっているということになります。
今年の夏からポイントがどんどん有効期限を迎えていくのでどうしようかと悩んでいるところです。「[2]プレミアム・ボーナスポイント」に含まれるのは、前述した入会後3カ月ポイント5倍のボーナス分、三井住友カード会員限定のポイントサイト「ポイントUPモール」での獲得分です。
年会費実質無料
さて話が横道に逸れてしまいましたので本題に戻します。続いては年会費。
基本的に三井住友カードは年会費がかかります(三井住友VISAクラシックカードは1,250円+税)が、デビュープラスカードはここでも優遇。前年に1回でもカードを使っていた場合には年会費が無料になります。なお前年にカードを一度も使わなかった場合、1,250円+税の年会費が発生します。
極端に言えば、コンビニでうまい棒1本買って、カードで払えばそれで翌年の年会費はかかりません。もちろん初年度の年会費も無料です。
カード払いなんて普段しないよ‼って方は、電気代や携帯料金など、毎月確実に発生する固定費をデビュープラスで支払うことをおススメします。これだけで年会費無料でカードを持ち続けられます。
26歳になると自動でゴールドカードに!?
前述した通り、三井住友VISAデビュープラスカードは持てる年齢に制限があり、「25歳まで」となっています。では26歳になったらデビュープラスカードはどうなってしまうのでしょうか?
実は、26歳になって最初のカード更新時に「三井住友VISAプライムゴールドカード」に切り替わります 。一応審査は行われますが、支払い遅延などの問題を起こしていなければ大丈夫だと思われます。公式ホームページには「プライムゴールドカードへ自動ランクアップ」と表現してあります。
では「三井住友VISAプライムゴールドカード」(以下プライムゴールドカード)はどのようなカードなのでしょうか。
コンセプトは「20代専用ゴールドカード」で、サービスは更に格上の「三井住友VISAゴールドカード」とほぼ同一になっています。一方で年会費はゴールドカードの半額、5,000円に設定されており、非常にコスパの良い、若者向けゴールドカードです。
このプライムゴールドカードは、ゴールドカードとサービスが同じですので、国内主要空港のラウンジが使えたり、利用額に応じたボーナスポイントが通常の2倍になっていたりと、至れり尽くせりの待遇です。
ちなみに、「ゴールドカードなんて要らない!」って方向けに、クラシックカードへの切り替えもできるようになっています。
そして、この「プライムゴールドカード」、30歳になった後の最初の更新で、「三井住友VISAゴールドカード」へ自動でランクアップします。もちろん審査は行われると思いますが、普通に申し込みを行うよりも入手難易度は格段に低くなると思われます。
要するに、デビュープラスを作っておけば、26歳で「プライムゴールドカード」、30歳で「ゴールドカード」と自動でランクアップする訳です。これは非常に大きいメリットです。
最近はゴールドカードの審査難易度も下がってきているとはいえ、三井住友カードのような格の高いクレジットカードだと、審査落ちの可能性も一定程度あるでしょう。しかし、このデビュープラスカードを持っていて特に使い方に問題がなければ、いつの間にか「ゴールドカードホルダー」になれてしまう訳です。
私個人的にはこの点が一番の魅力と考えています。これ狙いで三井住友VISAデビュープラスカードを発行したと言っても過言ではありません。
カードフェイスは?
カードフェイス(デザイン)は白を基調とした落ち着いたデザインで、三井住友カードの代名詞・「パルテノン神殿」が中央に配置されています。高級感に関しては、あまり期待しない方がよいかも、です。白基調ということもあり、クラシックカードなどに比べると少し安っぽく見える印象があります(あくまでも主観です)。
私のはもう2年弱も使っていますので、塗装が剥げてきている所がありますね(^^;
とはいえ、デート時などで格好つけたい場面でも十分に威力を発揮するんではないかなーと思います(適当)。私には残念ながら彼女がいませんので、ただの妄想です(汗)
クレジットカードデビューは「デビュープラス」で決まり!?
個人的には、初めてのクレジットカードとしてこの「三井住友VISAデビュープラスカード」はうってつけだと思います。何より日本のクレジットカード界における「三井住友カード」のブランドは圧倒的ですし、セキリュティもしっかりしています。
私自身が使っていてもそのメリットをしっかり感じることができていることもあり、初めに書いた通り、友人などにおススメのカードを答えるときはこのカードを真っ先に挙げています。初めてカードを持つ方や学生にとって一番重要なのは、「クセがなく使いこなしやすい」、この一点に尽きると思います。私にとっても初めてのカードということで愛着もありますし、これからも末永く付き合っていきたいクレジットカードです。
4月から新たに学生になられる方、そしてそろそろカードを作りたい、と思っている学生・若者にはぜひとも「三井住友VISAデビュープラスカード」に注目してみてほしいなあ、と思います。
クレジットカードを作る前にはコチラにも注目
クレジットカードを作る際にはポイントサイトを経由して申し込むことで、カードの入会キャンペーンとは別に現金などに交換できるポイントをゲットすることができます。ポイントサイトについてまとめた記事はこちら。