元日乗り放題きっぷで天皇杯へ。
皆さま、明けましておめでとうございます。2017年のブログ初め記事です。
さて、2017年の「旅初め」は「JR西日本元日乗り放題きっぷ」を利用しての日帰り旅行です。行き先は大阪。天皇杯決勝を観戦しに行きました。
この「JR西日本元日乗り放題きっぷ」は元日1日に限り新幹線・特急も含め全線乗り放題になる大変おトクなきっぷです。詳細はこちら。
大阪へ
松江5:56発、特急「やくも」4号岡山行き(岡山8:34着)
岡山8:53発、「さくら」540号新大阪行き(新大阪9:42着)
まずはお馴染み「やくも」。国鉄時代の製造車両で、今やこの車両を使っているのも「やくも」だけとなりました。とはいえ普通列車に比べると天と地の差があるほど快適ではあります。
ちなみにグリーン車、普通車問わず、コンセントはありません。最大3時間、電源なしで我慢です。復路で利用だとキツイですね...。JALだと国際線ファースト・ビジネスクラス、国内線ファーストクラスではモバイルバッテリーの貸し出しを行っているそうですが、JRでも電源のない列車ではグリーン車だけでも同様のサービスを行ったら良いのになあ、と思います。
さて、雪積もる中国山地を抜け、
初日の出を眺めつつ...
大都会・岡山へ。ここから山陽新幹線に乗り換えです。
皆さんご存知のように、「さくら」よりも「のぞみ」の方が速い訳ですが、指定席利用の場合、「さくら」「みずほ」がおススメです。「のぞみ」指定席の座席配置は2列&3列ですが、「さくら」「みずほ」は2列&2列だからです。
要するに座席が「のぞみ」よりもゆったりしている、ということです。また、コンセントは2席or3席に1つしかありませんから、2列&2列の「さくら」「みずほ」の方がコンセントを使える可能性が高くなります。
そんなこんなで大阪へ到着。吹田スタジアムへ向かいます。
市立吹田スタジアムへのアクセス・雑感など
吹田スタジアムはけっこう遠いです。アクセスが問題視されていることもあり、中心部に新スタジアム建設論議が巻き起こっている広島のエディオンスタジアムと同レベルだと思います。
新大阪からの場合、まず御堂筋線で千里中央駅へ行き、そこから大阪モノレールに乗り換える方法が一般的だと思います。駅での乗り換え、最寄りの万博記念公園駅からの徒歩時間を含めると40~50分はかかると思っておいた方がよいかと思います。
- 新大阪駅→(御堂筋線・北大阪急行)→千里中央駅→(大阪モノレール)→万博記念公園駅:所要40分程度(徒歩含む)、運賃550円
そういえば当日は茨木駅への臨時バスも運行されていました。調べてみるとこの臨時バスは試合開催日にはいつも運転されているようなのでこちらの方が便利かも知れません。
- 茨木駅→(臨時バス)→万博記念競技場:所要20分程度(徒歩含む)、運賃220円
元日乗り放題きっぷを使っていることを考えれば、JR西日本は乗り放題ですから、茨木駅からのバスに乗った方が安かったことになりますね。あとの祭りです。
詳しいアクセスはこちらをご覧ください。
スタジアムは真新しく、きれいです(当たり前ですが)。
新しいスタジアムらしく、足元のスペースも広く、前を人が通るときもあまり苦労しません。マツダスタジアムも広くて快適ですが、一方で横浜スタジアムや東京ドームは滅茶苦茶狭いですから...。初めて行ったときビックリしました。
この辺はさすがに考えられているなー、という印象。
その他、車いす席もあり、ユニバーサルデザインを意識したつくりになっていて、とても感心しました。
一方、気になったのは大型ビジョンが小さいことでしょうか。
この大きさのビジョンが2か所設置されていますが、小さくて見づらいと思います。一朝一夕に改善できるものではありませんが、表示する情報を工夫するなどして、見やすいビジョンを目指して欲しいなあ、と思います。
また、飲食ブースの少なさも改善すべきかと思います。3万人以上を収容するにも関わらず、全部でブースは20ほどだったと思います。常に行列ができていました。マツダスタジアムもそうですが、ドームでないと飲食ブースを大幅に増やすのは構造的に難しいのかも知れません。
試合はご存知のように鹿島アントラーズが延長戦の末、川崎フロンターレを破りました。とても白熱していて、好ゲームだったと思います。
鹿島アントラーズの皆さん、優勝おめでとうございます !
復路、まとめ
復路も往路と同じように帰ります。試合終了直後にスタジアムを発ちましたが、大阪モノレールの万博記念公園駅は思ったほどは混雑していませんでした。上手く茨木駅行きの臨時バスと乗客が分散したからでしょうか。
新大阪からは再び新幹線。
新大阪18:59発、「さくら」573号鹿児島中央行き(福山20:01着)
福山20:21発、「こだま」757号博多行き(東広島21:10着)
そのまま東広島の父方の祖父母宅へ行ってお年玉を回収し宿泊。実家の三次には翌日帰りました。
今回も面白く、いろいろな発見のあった旅でした。やはり、知らない場所、初めて行くところに行くのはワクワクするものです。乗り放題きっぷで格安で旅行することもできましたし、大満足です。
今年も旅行記をちょくちょく入れていこうかと思っています。飛行機に限らず、バス、鉄道も好きなので、そっちの方の記事の方が多くなるかも知れません。
なんせ山陰にはLCCがないのでなかなか飛行機は手が出ませんので...。
こんな私のブログですが、本年もよろしくお願いします。
交通費等一覧
- 元日・JR西日本乗り放題きっぷ2017・・・15,500円
- 新大阪~万博記念公園往復・・・1,100円
- 天皇杯決勝チケット(SBバック席ベンチ左側)・・・3,500円
で、交通費は16,600円となりました。
ちなみに、通常運賃で支払うと...
- 松江~新大阪・・・運賃6,260円(学割5,000円)、特急料金1,080+3,020=4,100円、合計10,360円(学割9,100円)
- 新大阪~東広島・・・運賃5,400円(学割4,320円)、特急料金4,610円、合計10,010円(学割8,930円)
となり、松江~新大阪~東広島で合計20,370円(学割18,030円)となりますから、見事に元を取ったことになります。ちなみに交通費全てを合わせたkm単価は23.6円となりました。
※今年は、移動のコスパを見える化するため、陸上移動においては「km単価」を計算していこうと思います。単純に交通費÷移動距離をしただけの指標です。
2017年通算記録
鉄道移動距離:702.3km(営業キロベース)