Tomorrow Is Another Day ~明日は明日の風が吹く~

旅行、マイル・ポイントが大好きな大学生です。JALカードnavi、三井住友VISAデビュープラスカードを主に使っています。

ANA旅作とJALダイナミックパッケージの価格比較

ANAダイナミックパッケージ「旅作」と、JALダイナミックパッケージでタイムセールが始まりました。私は前回の旅作セールで春休み旅行は確保してあるので、特に参戦する気はありませんが、やっぱり気になって覗いてしまいます。

 

miletabi.hatenablog.com

 さてさて、前回もそうでしたが旅作がセールをすると時を合わせたようにJALダイナミックパッケージでもセールが始まります(笑)

しかし、JALダイナミックパッケージの方はあまりマイラーさんのブログで紹介されません。この辺りはANAマイラーの多いから、だと思いますが、1つには旅作が衝撃的な価格を連発している、というのもあります。

 

個人的にも、両者を見比べていて「旅作の方が安いな~」と漠然に思っていました。こればかりはANAマイラーが羨ましいなあ、と思っています。一方で、

JALの方が安いこともあるのではないか」

とも思いました。そこで今回はANA旅作とJALダイナミックパッケージの価格を比較してみることにします。

 

ANA旅作 VS JALダイナミックパッケージ

 

条件は以下の通りです。調べるのも時間かかって面倒くさいし、そもそも金欠学生ですし、上級クラスに乗るつもりはないのでエコノミークラスのみが対象です。

  • 2107年2月発(学生の春休みなので)
  • 東京(羽田or成田)発シンガポール4日間
  • 2名1室
  • 最安値を検索
  • JALは羽田と成田を一括検索できないので個別に計算

結果はこうなりました。

見づらいと思いますがご容赦下さい。 

シンガポール4日間 2/1 2/2 2/3 2/4 2/5 2/6 2/7 2/8 2/9 2/10 2/11 2/12 2/13 2/14 2/15 2/16
ANA旅作(羽田、成田発) 84100 78100 68600 82800 96900 72900 72000 77500 44800 48800 44400 63900 47400 63900 85100 48800
JAL DP(成田発) 81300 71900 71900 81300 81300 71900 62100 72900 71900 62400 55700 66600 56800 62100 77300 61600
JAL DP(羽田発) 68900 59200 59200 75700 75700 66200 62100 70400 71900 66200 50500 62000 62100 62100 76700 60800
  2/17 2/18 2/19 2/20 2/21 2/22 2/23 2/24 2/25 2/26 2/27 2/28 平均値 中央値 最安値日数 獲得マイル
ANA旅作(羽田、成田発) 48800 64400 63900 47700 47700 68300 68800 48800 64400 63900 47700 47700 62932.143 63900 14 993or1656
JAL DP(成田発) 64800 60500 69000 58400 63600 78500 62400 63100 70800 71900 65600 65200 67957.143 66100 3 1656
JAL DP(羽田発) 60800 54600 63000 61900 63000 77600 65600 56800 65600 66200 66200 65200 64864.286 64100 14 1656

 ※JALダイナミックパッケージは座席指定不可のプランが混在(同プランはWebチェックイン時に座席指定)。

ANAJALも羽田出発・成田帰着、その逆もあり。

※2016年11月26日現在。ダイナミックパッケージは空席・空室状況に応じて価格変動する。

 

結果&考察

意外にもJALが最安値日数では勝りました。ただ平均値ではANAが5000円ほど勝っています。JALは羽田発の方が安いようです。これは羽田発には深夜早朝便があるからだと思われます。ANAでも数えてはないですが、羽田発着の深夜早朝便が最安値として提示されることが多かったと思います。

 

印象としては、ANAは価格にバラつきがあり、JALは良くも悪くも安定している、ということです。つまり旅作では、余りそうな席を値下げ処分している一方、ある程度席が埋まる、と読める日には強気の価格設定を行い、需給をうまく調整しています。

逆にJALANAほどは価格に変動がありません。とびきり安くもないですが、とびきり高くもありません。ゆえに、需要のありそうな日はJALの方が安い、という現象が起きています。

 

中央値に関して、ですが大きく平均値とズレませんでした。平均値は、価格が極端に片方に偏ったときにはその集合の実態を正確に表しているとは言いにくくなるので、そういう場面に備えて計算しましたが、必要なかったようです。つまり、思ったよりも価格がまとまっていた、ということになります。

中央値 - Wikipedia

 

最安値は2/11(土・祝)発のANA旅作の44000円でした。これは衝撃価格ですね。1カ月バイト頑張ればシンガポールに行けます。JALの最安値も同日発です。この日に出発だと、土日月火の日程で行って来れますので、比較的社会人の方にも行きやすいんじゃないのかな~、と思うのですが...なぜ最安値がこの日なのか分かりません。

年度末で忙しいんでしょうか。

 

そして、注目して欲しいのは獲得マイル数です。ANA旅作エコノミーではマイル積算率が2種類あり、30%と50%です。よって、993マイルと1656マイルの2種類あります。ただ、最安値では50%積算の場合はなかったと思います。

 

JALダイナミックパッケージの方は50%と50%~70%の2種類の積算率が設定されています。50%~75%の方を選択すると、事前に座席指定ができます。50%の方は既述の通りWebチェックイン時に座席指定ができます。当然、価格は50%~70%のプランの方が高くなっています。

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「50%」積算のプランは設定されていないことも多く、今回の調査では2月上旬と下旬は座席指定のできる50%~70%のプランが多くなっています。中旬は羽田・成田発とも座席指定ができないプランが設定されていることが多く、その分安くなっています。

 

なお、座席指定できるプランであっても最安値は50%積算になっていることが多く、70%積算は便利の良い便(=昼間便など=高い)に少数設定されているのみです。

 

ただ、JALダイナミックパッケージの場合、JALカード会員であればツアープレミアムを利用することで100%マイルを加算することができます。

ツアープレミアムについてはこちらの記事中で解説しています。

 

miletabi.hatenablog.com

 つまり、JALダイナミックパッケージではJALカード会員であれば100%の3304マイルを貯めることができます。なおこのプレミアム分はFLY ONポイントの対象とはなりません。

 

1マイル=2円の価値で考えるのであれば、1656マイル=3304円未満の差ならJALダイナミックパッケージが安いと考えることもできそうです。この辺りはマイルの価値をどう考えるか、に左右されます。

 

まとめ

今回はシンガポールANAJALの両ダイナミックパッケージのセール時の価格を比較してみました。意外とJALが安くて驚きました。マイラーさん達のブログのせいか、ANAの方が安いはず、という思い込みがあったことも否めません。

 

JALマイラーということもありますし、これからはJALダイナミックパッケージもありかな、と思います。

今度は通常時や、ビジネス、プレエコの比較もしてみたいです。時間があれば。

 

エクセルの使い方については、高校以来でなかなか思い出せません。

今回の表作成に関して言えば、IF関数の使い方は学校で習ったので分かる(はず)なのですが、条件を満たした場合にセルを塗りつぶす、っていうのはIF関数ではないですよね?最安値のところを自動で塗りつぶそうと悪戦苦闘したんですが、結局手動で塗りつぶしました...。

分かる方いたら教えて下さいm(__)m