楽天Edyと楽天ポイントカードを上手に使い分けて上手にポイント稼ぎ!
楽天カード、上手に使いこなせてますか?
楽天市場でお得にポイントが貯まることで有名な楽天カード。楽天カードにはクレジットカード機能以外にも電子マネー機能やポイントカード機能も付いていることをご存知ですか?
私の紹介で楽天カードを作った友人は、クレジット機能以外使ってないそうで、もったいないなーと思い、そういう人は他にも多いのではないか、と思いこの記事を書くことにしました。
楽天カードの券面は概ねこのようになっています(写真は楽天ゴールドカードですが、通常の楽天カードも券面の違いは色以外ありません)。数年前に発行されたカードには一部のロゴが無いものがあるかも知れません。
この記事ではこの券面にある「Edy」のロゴと「R」のマークの意味と機能について紹介します。
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楽天Edy(電子マネー)
〇で囲ってあるロゴが「楽天Edy」という電子マネーの機能が付いていることを表すマークです。
楽天Edyについてはご存知の方も多いのではないでしょうか。コンビニや飲食店、空港などで使える「シャリーン」という決済音のする電子マネーです。
使える店舗は多岐に渡り、大手・中堅コンビニはほぼ全てカバー、またスーパーマーケットや書店等でも使える店は多い、という印象です。
Edyが使える店舗はこちらから確認できます。
特に大手コンビニ3社全てで使える電子マネーはEdyとSuica等の交通系のみですから、持ち歩くカードを減らしたいときはEdy1枚だけに絞るのがよいかもしれません。
Edyを使うと、200円の支払いごとに楽天スーパーポイントが1ポイント貯まります。0.5%の還元率と、いたって普通の還元率です。ただし、楽天カードなどのクレジットカードでチャージすることで、クレジットカードのポイントも獲得することができる場合があります。いわゆる「二重取り」です。
全てのクレジットカードがEdyチャージでのポイント付与を行っている訳ではない点は注意が必要ですが、楽天カードはEdyチャージでもポイントが付与されます。
つまり、Edyに現金チャージするのはあまり得策とは言えない、ということになります。私はコンビニでアルバイトをしていますが、Edy付楽天カードなのにも関わらず現金チャージしているお客様をよく見かけます。その度に「楽天カードあるならそこからチャージしろよ...」って心のなかで思ってます(笑)
楽天カードからクレジットチャージする場合、Edy支払い時のポイントとは別に楽天カードのショッピングポイントが0.5%付与されます。通常の楽天カードの還元率は1%ですから、Edyチャージ分は1/2の還元になります。Edy決済時のポイントと合わせて1%になるようにしてるんですね。
ただし、合計の還元率が同じならできるだけEdyではなく楽天カードで支払いをした方が得になります。なぜなら、楽天カードは100円単位でポイントが計算されますが、Edyの場合は200円単位なので、切り捨てられる端数が多く発生するからです。
例えば、900円の買い物をしたときには次のようになります。
- 楽天カードで支払い:9ポイント付与
- 楽天Edyで支払い:4ポイント付与+チャージ時4ポイント付与
このように端数が出やすい分、Edyの方が不利になる場合が多いです。
なお、楽天Edyでは、通常0.5%の還元率である「楽天カードからのEdyチャージのポイント付与」を2倍(1%)にするキャンペーンを定期的に開催しています。この期間中であればEdyで支払った方が得になります。
ただし、倍付け分は通常ポイントではなく、有効期限の短い「期間限定ポイント」で付与される点は注意が必要です。期間限定ポイントはマイルやEdy等への交換もできません。
小まとめ
- 楽天Edyは電子マネーで、コンビニなど多くの場所で使える
- 基本的に200円で1ポイント貯まる
- 端数が出ることが多く、楽天カードと楽天Edyが両方使えるなら楽天カード
- 現金チャージするくらいなら楽天カードからチャージする
楽天ポイントカード(ポイントカード)
続いて楽天ポイントカード。こちらは、楽天の共通ポイントサービスです。共通ポイントというのは、特定の店舗・チェーンだけでなく、幅広いお店で同じポイントを貯めたり使ったりできるサービスです。TポイントやPontaポイントが有名です。
楽天ポイントカードの機能が付いているかどうかは、券面の〇で囲ってある「R」のマークがあるかどうかで分かります。ポイントカードですから、加盟店での支払い時に楽天ポイントカードを提示することで、ポイントを貯めたり使ったりできます。
ですから、支払いは現金や他の決済手段を使いたいときでも楽天ポイントカードを提示することでポイントだけ貯める、ということもできます(楽天カード一体型の場合は店員さんがクレジットカードでの支払いと勘違いする可能性がありますので注意)。
そして、気になる楽天ポイントカードの加盟店ですが、Edyには及びませんが多くの店舗・チェーンで使うことができます。
大手チェーンではマクドナルドやドラッグストアのツルハグループ、くら寿司、ミスタードーナツやジョーシンなどがあります。
ツルハグループでお得に買い物をする方法は以前に記事にしています。ツルハグループのポイントカードと併用することで、さらにポイント還元率を高めることが可能です。
こちらは還元率は0.5%(200円で1ポイント)の店舗が多いですが、一部1%の店舗もあります(ポプラなど)。
ポイントカードなので、基本的に決済手段に関わらず提示することでポイントが貰えます。つまり、クレジットカードや電子マネー等の決済で得られるポイントと二重取りができます。例えば、楽天ポイント加盟店かつEdy加盟店(またはクレジットカードの使えるお店)であれば、楽天カード1枚あればポイント付与・利用から決済まで済ませることができます。
別々にカードを持つ必要がありませんから、財布がスッキリするのが地味に便利です。
また、楽天ポイントカードの大きな特徴として、期間限定ポイントも支払いに利用できる、という点が挙げられます。楽天のキャンペーン等で付与される期間限定ポイントは有効期限が短いことも多く、無理に消費しようとすると楽天市場などで無駄遣いすることにもなりかねません。
しかし、楽天ポイントカード加盟店であれば期間限定ポイントを利用できますから、有効期限が近付いたらジュース1本買いにツルハへ、ということができます。利用するポイントも1ポイント単位で指定できますので、「とりあえず今日失効する分だけ使おう」ということも可能です。
ライバルのTポイントの期間固定ポイントが指定サービス(多くの場合はYahoo!関連サービス)でしか使うことができないのに比べると、大きなアドバンテージではないでしょうか。実際私は以前Yahoo!ショッピングをメインに使っていましたが、楽天の期間限定ポイントがリアル加盟店で使えることを知り、楽天メインに乗り換えました。
Twitterを見ていても「期間固定Tポイント」をどうやって使うか、知らない方も多いようで、手軽に使える楽天の期間限定ポイントの制度は素晴らしいものだと思います。
小まとめ
- 楽天ポイントカードは楽天のポイントカード
- ネット(楽天市場など)で貯めたポイントをリアルで使える(逆も可)
- 期間限定ポイントも消費可
まとめ
楽天カードをクレジットカードとしてしか使わないのはもったいない、というのが分かって頂けたでしょうか。これまでカードが使えず現金で払っていたお店でもEdyなら使える、というところもあります。Edyで払えれば、間接的にクレジットカードで払ったことになりますよね。
Edyや楽天ポイントが使える店はどんどん増えていますので、一度近所のお店をチェックしてみてはいかがでしょうか。
投資信託はマイル自動発生機にできるか?
皆さん、ポイントサイトやクレジットカードを使ってマイルを貯めておられると思いますが、投資信託でもマイルを貯めることができるってご存知でしたか?先日この事実を知って面白いな~と思ったのでシェアしたいと思います。
投資信託の基本事項についてはこちらをご覧ください。分かりやすく解説されています。
https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/about/what/(一般社団法人 投資信託協会HP)
投資信託でもマイルを貯める!
投資信託を購入する際には証券口座を開設する必要がありますが、口座を開く証券会社によっては投資信託の保有残高に応じてポイントを付与してくれるところがあるのです。 そのポイントをマイルに交換できれば、投資信託でマイルを貯めることができますね。
購入額や手数料に応じてではなく、保有残高に応じてポイント付与、というのが重要です。保有残高に応じてのポイント付与ならば、大量の投資信託保有者は継続的かつ、大量のポイント(≒マイル)を獲得できるからです。
今回は2つの証券会社を、(手数料等の費用は別にして)ポイント還元という面から紹介してみようと思います。
SBI証券
SBI証券では、「投信マイレージ」というサービスを実施しています。これは投資信託の月間平均保有金額に応じてSBIポイントを付与するという仕組みで、基本的に保有額の年率0.1%のSBIポイントが付与されます。また、総保有額が1,000万円を超えるとポイントが2倍になります。
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)-オンライントレードで株式・投資信託・債券を-SBI証券の「投信マイレージ」ページ
サービス名称:投信マイレージ
付与ポイント:SBIポイント
還元率:投資信託月間平均保有残高の年率0.1%(残高1,000万以上の場合0.2%)
月当たりの還元ポイント数を出すには、出てきた数字を12で割る必要があります。
※一部の低リスクファンドは一律0.05%の還元率となります(ただしポイント2倍の条件の投資信託残高の算定対象には含まれます)
JAL・ANAマイルへ移行可能
主なポイントの移行先は以下の通りです。その他、銀行振り込みを通した現金化や、募金、各種商品との交換も可能です。
- Tポイント:500→500ポイント
- nanacoポイント:500→500ポイント
- JTBトラベルポイント:500→400ポイント
- Pex:500→4,000ポイント(400円相当)
- Point on:500→600ポン(300円相当)
- ANAマイレージクラブ:700→200マイル
- JALマイレージバンク:900→300マイル
Pexが移行先にありますので「ソラチカルート」が使えます。ソラチカルートは、ANA To Me PASMO JCB(ソラチカ)カード保有者限定でメトロポイントを0.9倍のレートでANAマイルに移行できるルートのことです。メトロポイントにはSBIポイントの移行先の1つ、Pexから移行できます。
例えば、SBIポイントが700ポイント貯まったときに、ANAマイルに直接移行した場合には上記の通り200マイルになりますが、ソラチカルートを用いれば、
SBIポイント(700)→Pex(5,600)→メトロポイント(560)→ANAマイル(504マイル)
※最低交換単位は無視して計算
となり、直接移行するよりも得できます。
またJALマイルへは、直接交換すれば3:1のレートで移行できますが、こちらもPexまたはJTBトラベルポイントを経由すれば少しレートが良くなります。
SBIポイント(900)→Pex(7,200)→リクルートポイント(Pontaポイント)(720)→JALマイル(360マイル)
または
SBIポイント(900)→JTBトラベルポイント(720ポイント)→JALマイル(360マイル)
※最低交換単位は無視して計算
※Pex→リクルートポイントへの移行には1回当たりPex500ポイントの手数料が必要
となり、直接交換よりも20%お得になります。
楽天証券
楽天証券でも投資信託保有残高に応じたポイント付与を実施しています。楽天証券の場合は制度が2つあり、若干分かりにくくなっています(いつもの楽天感...)。
ハッピープログラム
まず1つ目は楽天銀行のハッピープログラムです。ハッピープログラムは、楽天銀行のお客様優遇サービスで、エントリーにより銀行取引で楽天スーパーポイントが貯まったり、取引実績に応じてATM手数料などが無料になる、など各種特典が得られるものです。
この中には楽天銀行の取引だけでなく、楽天証券の利用実績に応じてポイントを付与する仕組みもあります。なお、楽天証券での取引もハッピープログラムの対象とするには、楽天銀行と楽天証券の口座連携、いわゆる「マネーブリッジ」が必要になります。
マネーブリッジを行うと楽天銀行の普通預金に優遇金利が適用されるなど、こちらにも各種特典が付いてくるので、やって損することではないと思います。
ハッピープログラムにエントリーし、マネーブリッジを行えば、楽天証券の取引でも楽天ポイントが貯まるようになります。
投資信託では毎月末時点での月間平均保有残高を算出し、残高10万円につき4ポイントが付与されます。還元率にすると0.004%になります。SBI証券の投信マイレージに比べるとだいぶ見劣りします。
付与ポイント:楽天スーパーポイント
還元率:毎月の投資信託の残高の0.004%(10万円単位)=年率換算で0.048%
投資信託資産形成ポイント還元プログラム
楽天証券のもう1つのポイント制度がこの長い名前のサービスです。これはマネーブリッジを利用していない方向けのサービスであり、ハッピープログラムとの併用ができません。
投資信託資産形成ポイント還元プログラムでは、楽天証券での投資信託保有残高が50万円を超えた方に対し、ポイント還元を行います。付与ポイントは以下の通りです。
50万円以上~200万円未満:50ポイント
200万円以上400万円未満:100ポイント
400万円以上600万円未満:150ポイント
600万円以上800万円未満:200ポイント
800万円以上1,000万円未満:300ポイント
1,000万円以上2,000万円未満:500ポイント
2,000万円以上:1,000ポイント
還元率は総じて低めで、また、獲得ポイント数に上限があることがデメリットです(ハッピープログラムは上限なし)。還元率的には、50万円保有時の0.01%が最も高還元となります。ハッピープログラムを利用できる方ならハッピープログラムを利用した方が間違いなくお得です。
サービス名称:投資信託資産形成ポイント還元プログラム
付与ポイント:楽天スーパーポイント/楽天証券ポイント
還元率:月末時点の対象投資信託保有残高に応じて上記のポイント数を付与
ANA・JALマイルに移行可能
上記のような楽天証券での取引で貯まるポイントは、実はANAマイルにもJALマイルにも交換することができます。楽天証券のポイント制度は「楽天スーパーポイントコース」と「楽天証券ポイントコース」に分かれており、楽天証券ポイントはJALマイルへの移行が可能なのです。
楽天証券ポイントの特徴を見ていくと、移行先として楽天スーパーポイント(1楽天証券ポイント→1楽天スーパーポイント)とJALマイル(35楽天証券ポイント→10JALマイル)があることが分かります。楽天とJAL、あまり繋がりがないように見える両社ですが、意外なところで繋がってるんですね。よく知らないんですが、楽天証券が楽天グループになる前の名残なんですかね...?
一方で楽天スーパーポイントコースを選択すると直に楽天スーパーポイントが付与されるため、JALマイルへ移行することはできなくなります。楽天証券ポイントの有効期限は最長2年間(4月~翌年3月までに貯めたポイントは翌々年3月まで有効)となります。
交換レートはあまりよくありませんがJALマイルを貯めたい方は楽天証券ポイントコースを選択すればいいと思います。
一方の楽天スーパーポイントコースは楽天スーパーポイントの通常ポイントが付与されますので有効期限は最後のポイント残高変動から1年と、実質無期限です。また、楽天スーパーポイントはご存知の通りANAマイルに移行できます。移行は500ポイント単位で2:1の割合で行えます。
付与されるのが楽天スーパーポイントであるため、ポイントのまま、という前提であれば流動性の面では楽天スーパーポイントの方がSBIポイントに勝ります。しかし一方で還元率はSBI証券の投信マイレージ(0.1%)の方が還元率が高くポイントが貯まりやすく、また現金化も容易、という側面があり、結局は利用者の好みや生活スタイルによるのだと思います。
「保有残高に応じてポイント付与」の意味を考える
これらのサービスが、他の株式投資などへのポイント付与と決定的に違うのは、「保有残高に応じて」ポイントが付与される点です。株式投資などでのポイント付与は「取引にかかった手数料に応じて」付与されるため、預金のように、保有していればポイントが貰える、という状況にはなりませんでした。
しかし、この「保有残高に応じて」ポイントが付与されるのであれば、資産を持っていればいるほど効果が付与ポイントも増え、効果が挙がりやすくなります。SBI証券で1,000万円の投資信託を保有している場合、毎月2万ポイント、1年で24万ポイントが付与されるため、これだけで毎年172,800マイル貯めることができ、破壊力抜群です。
毎年2万ポイントが付与されます。0.1% or 0.2%という還元率は年率の数字になりますので、1カ月当たりの付与ポイント数は出てきた数値を12で割れば出てきます。
※こちらの部分、ご指摘を頂きましたので訂正させて頂きます。ご迷惑をお掛け致しました。
※当然値下がりすることもありますので、初め1,000万円分の投資信託を保有していても翌月も1,000万円を維持しているとは限りません。SBI証券の投信マイレージの場合、保有残高1,000万円を境に還元率が大きく変わるので注意が必要です。
また、得られたポイントをマイルにするのではない場合でも、そのまま再投資すれば複利効果を得ることもでき、更なる資産形成に寄与させることも可能です。
投資信託は周知のように元本割れの可能性もある商品ですが、分配金や基準価額にばかり目を向けるのではなく、「ポイント」という視点から投資信託を眺めてみるのも面白いのではないでしょうか。
【旅行記】隠岐汽船フェリー乗船記(七類⇔隠岐・島前)
先日、大学のゼミのフィールドワークで隠岐諸島に行く機会がありましたので、その旅行記を書こうと思います。
「隠岐」とは
隠岐諸島は、島根県に属している離島で本州から約50kmの日本海に浮かんでいる離島です。
隠岐諸島は東側の「島後」(隠岐の島町)と西側の「島前」(西ノ島町、海士町、知夫村)に分かれていますが、今回お邪魔したのは島前のうち、東側に位置する隠岐郡海士町というところです。
隠岐へのアクセス
アクセスとしては、隠岐汽船のフェリーと高速船(レインボージェット)に加え、島後にある隠岐世界ジオパーク空港にはJAL系列の日本エアコミューターが出雲、伊丹の2路線を運航しています。
ただ目的地が島前の場合、島後の空港に着いたあと、結局フェリーに乗り換える必要があることもあり、島前の住民は飛行機を使うことは少ないようです。
フェリーは本土側は松江市の七類港と境港市の境港を発着し、島前と島後の各港を回ります。本土~隠岐諸島の最初の寄港地の間の所要時間は概ね2時間半程度です。寄港順が後の港ですと、もう少し時間がかかります。
高速船もフェリーと同様の運航形態ですが、所要時間はだいぶ速く1時間半弱になります。ただ高速船は時化に弱いらしく、冬場はよく欠航するそうです。
隠岐~本土の運賃と所要時間を交通機関別にまとめるとこんな感じ。フェリーは旅客のみの場合です。( )内は学割運賃。
- フェリー(2等):2,920(2,340)円、所要時間約2時間30分~
- 高速船「レインボージェット」:5,760(4,610)円、所要時間約1時間30分~
- 飛行機(JAC)出雲~隠岐:先得で8,700円~、所要時間30分
- 飛行機(JAC)伊丹~隠岐:先得で12,900円~、所要時間約50分
- 島前~島後 フェリー:1,330(1,070)円~、所要時間約1時間~
- 島前~島後 高速船「レインボージェット」:2,630(2,110)円、所要時間約30分~
※所要時間は乗下船する港によって変わります。なお最新の情報はホームページで確認願います。
今回は費用面の問題もあり、往復ともフェリー2等の利用でした。
七類⇔隠岐 フェリー乗船記
七類港は、先ほども書いたように本土側、松江市にある港です。松江市街地からだと車・バスで40分くらいかかります。松江駅からは隠岐汽船に接続する連絡バスも運行されています。
という訳で七類港。今回は海士町にある菱浦港へ向かいます。運航ダイヤは次の通りでした。
隠岐汽船フェリー「くにが」 七類9:30→来居(知夫村)11:30/11:35→別府(西ノ島町)12:05/12:20→菱浦(海士町)12:40
約3時間の船旅です。
隠岐汽船には飛行機のように、搭乗橋(乗船橋?)を使って乗船します。
大型のフェリーではよく使われる乗船方法のようですね。春に乗ったバンクーバー~ビクトリアのフェリーもそうでした。
こいつは隠岐汽船よりもさらに大きかったですね。個人的にこれまでフェリーといえば宮島に行くJR西日本のフェリーしか知りませんでしたからびっくりしたものです。
チケットは普通の紙。厚紙とかならいいんですけどねえ。
チケットは下船時に回収されますので紛失しないよう注意してください。持って帰りたい、といえば無効のサインをした上で持って帰らせてもらえるようです。
船内紹介
客室は2等、特2等、1等、特等、特別室に分かれています。特2等までは大部屋で絨毯敷きの部屋になっています。
人が多くて2等、特2等の写真が撮れてませんが、恐らく皆さんが想像する通りの、ごろ寝できるエリアです。ぶっちゃけ2等と特2等の違いが分からなかったのですが。
http://www.oki-kisen.co.jp/ships/31(隠岐汽船 フェリー船内案内)
売店です。航海中にも関わらず閉まっている時間帯もありましたので注意です。
売っていたのはおにぎり、お菓子、ソフトクリーム、新聞と、お土産や隠岐汽船グッズなど。
ちなみに、ここのソフトクリームは少し弾力があって、トルコアイスのようだ、と学生の間で話題になっていました。島で島民に聞いてみると、やはり美味しいと評判らしく、おススメだそうです。確かそんなにぼったくり価格でもなかったはず。
ここから先は階段を上がって2階。まずはゲームコーナー。
割と年代物のゲーム機が置いてあって、そこだけ時代が違うようでした。
友人たちはけっこうここに貢いだようですが...
レストルーム。ここはほとんど人がいませんでした。
ここから甲板に出てみます。甲板は船尾側にしか設置されてないので、前面の景色をみることはできません。前面展望は特別室でのみ見られるようです。
こっちは帰りに撮影したもの。空気が澄んでいてきれいな夕日が見れました。
感想・その他
個人的には3時間も何するんや、と思ってましたが、乗りなれてる方たちは真っ先に乗り込んで自分の場所を確保し、ひたすら寝てました(笑)
冬場とかは時化るので、早めに寝てしまった方が楽なんだとか。マジで酔うらしいので。今回は日よりもよく、往復とも静かな船旅でした。
あとは、ところどころネットが繋がりにくくなるところがあって退屈でした。3時間の航海のうち、真ん中の30分くらいでしょうか。全く圏外になる訳ではなかったのですが...。ちなみにですが、隠岐ではソフトバンクはすぐ圏外になるので使えないそうです…。
初めての隠岐(海士町・西ノ島町)へ!
そんなこんなで隠岐に到着。こっちにも乗船橋があるんですね。立派なターミナルでした。
こちらは別日に撮った菱浦港の乗船橋。完全に空港ですね。
そしてこのあとは2日間のフィールドワーク。最終日は西ノ島町を観光。絶景で有名な西ノ島町の摩天崖に行ったので最後に紹介しておきます。
http://nkk-oki.com/japan/matengaicliff/(西ノ島町観光協会 摩天崖)
観光協会のHPによると崖の高さ257mもあるんだとか。足がすくみます。この一帯は牛馬が放し飼いにされており、間近に見ることができます。牛馬の真後ろに行くと蹴られるので気をつけろ、とガイドさんが言っておりました。あと糞にも注意です。
ここから麓までは遊歩道になっていて、歩いて下りることができます。海岸までを一気に駆け下ります。
ここから見ると摩天崖の高さがよく分かると思います。
草の緑と海の青さが良いコントラストになっていて美しいです。夕日スポットでもあるので夕方に来ればまた違った摩天崖が見られるかも知れません。
これは「通天橋」というそうです。どうしてあそこだけ浸食されて穴が開いたのか不思議です。
感想・その他
私は隠岐に行くのは初めてでしたが、非常に好印象な町・地域でした。田舎育ちなのもあり、田舎に行くと落ち着く、という感じです(松江も田舎だろ!という突っ込みは当然あるかと思いますが)。
まあ、街ですれ違った人とあいさつなんてしませんもんね。そういうことです。
今回は2泊3日のフィールドワークということもあり、あまり観光ができてませんし、ゆっくり散策する暇もありませんでした。そういうこともあり、再訪したい場所リストの中では上位に入る場所となりました。
冬は時化て船酔いしそうなので来年の夏ですかね。早いとこ就職先決めてまた行きたいなー、と思っています。
皆さんも一度隠岐に行ってみてはいかがでしょうか。良い場所だと保障しますので。
ついにソラチカ作成!ソラチカカードの基本をおさらいしてみる。
通称「ソラチカカード」と呼ばれるクレジットカードがあります。ポイントサイト等のポイントをマイルへ移行する際のレートが通常よりも良い、という理由から陸マイラーの方なら誰もが持っているクレジットカードです。
私はこれまでJALをメインにマイルを貯めていたため、「ソラチカカード」と言えば「マイル移行レートが良い」クレカ、という程度の認識でしたが、ソラチカを実際に発行してみるに当たり、クレジットカードとしてはどうなのか、という点を洗い出してみました。
ソラチカカードの基本情報
ソラチカカード | ||
---|---|---|
正式名称 | ANA To Me CARD PASMO JCB | |
入会資格 | 18歳以上で本人または配偶者に安定収入がある方、 または高校生を除く18歳以上で学生の方 |
|
年会費 | 2,160円(初年度無料) | |
国際ブランド | JCBのみ | |
貯まるポイント | ANAマイル/Oki Dokiポイント | |
還元率 | 1,000円=1Oki Dokiポイント | |
5マイルコース | 1 Oki Dokiポイント=5マイル | |
10マイルコース | 1 Oki Dokiポイント=10マイル (別途移行手数料として年5,400円) |
|
電子マネー | PASMO(一体型、オートチャージ可、ポイント付与対象) QUICPay、PiTaPa |
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
正式名称
ソラチカカードは正式には「ANA To Me CARD PASMO JCB」という長い名前です。「To Me CARD」というのは東京メトロが発行するクレジットカードのブランド名で、ソラチカカード以外にも様々なカードが発行されています。
入会資格
クレジットカードは、会員の信用力をもとに発行されるものですので、当然入会審査があり、その前提として入会資格が設定されています。ソラチカカードの入会資格は「18歳以上でご本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上で学生の方。」とされており、学生にも作成可能なクレジットカードとなっています。
学生には発行できないクレジットカードの場合、この「入会資格」欄には例えば「満20歳以上30歳未満で、ご本人に安定継続収入のある方」(三井住友プライムゴールドカードの入会資格)という風に学生という言葉は書かれません。
つまり、「学生」とわざわざ入会資格に明記してあるということは、学生でも入会できる可能性は十分ある、ということです。
年会費、国際ブランド
年会費は税別2,000円、税込みで2,160円になっています。現在キャンペーンにより初年度の年会費は無料になっていますが、2年目以降の年会費を無料にする方法はないようです。ただし、後述するようにANAマイル還元率を1%にするためには別途費用が必要になります。
国際ブランドはJCBのみです。個人的には手持ちのクレカがJCBだらけになっているのでVISAかMasterが欲しいとは思うのですが...やむを得ませんね...。
貯まるポイント、還元率など
貯まるポイントはOki Dokiポイントです。「Oki Dokiポイント」というのはJCBカードのポイントで、主にJCBが発行するカードの利用により付与されるポイントです。1ポイント=5円相当の価値があります。
これをマイルに交換する必要があるのがANAカードの特徴ですよね。JALカードの場合は直接マイルがマイレージ口座に付与されるので移行する手間は発生しません。
ANAマイルへの移行レートは5マイルコースと10マイルコースの2つが設定されており、それぞれ1 Oki Dokiポイント=5マイルまたは10マイルへと移行できます。なお他のANAカード(JCB)と同様に、10マイルコースの場合は年会費とは別に「マイル移行手数料」が税込5,400円必要となります。つまりソラチカカードでマイル還元率1%を得るためには、年会費の2,160円とマイル移行手数料5,400円の、合計7,560円が1年毎に必要となります。
ちなみに、JALカード(JCB)の普通カードの場合、年会費2,160円、10マイルコースと同様にマイル還元率を1%にする「ショッピングマイルプレミアム」というオプションに年3,240円の、合計5,400円で済むので、ANAカードは少々割高になる感じは否めません。
電子マネー
電子マネーは、東京メトロのクレジットカードということもありPASMOがクレジットカード一体型として搭載されています。PASMOエリアとSuicaエリア(首都圏・仙台・新潟地区)の自動改札機でオートチャージを利用することも可能です。
オートチャージでは、改札通過時に設定残高を下回った場合に指定のクレジットカード(この場合はソラチカカード)により設定額がチャージされる仕組みで、改札での残高不足を防いでくれます。ソラチカカードでは、この「PASMOオートチャージ」分もOki Dokiポイント付与対象となっています。実質的にソラチカカードで乗車券を購入したのと同じようにポイントが付与されますのでお得です。
また、PASMO以外には関西の私鉄等で後払いで使えるIC乗車券「PiTaPa」、JCBの後払い式電子マネー「QUICPay」が使えます。QUICPayはApple Payでも使えるほか、QUICPay(nanaco)でも使えます。
QUICPay(nanaco)は上の記事でも紹介しているように一部のnanacoカードに搭載されているQUICPay機能を利用するもので、セブンイレブンでのQUICPay(nanaco)利用にはクレジットカードのポイントに加え200円=1nanacoポイントが獲得できるというものです。
さらに、ANAカードはセブンイレブンが「マイルプラス」加盟店になっており、通常の決済分に加えて200円=1マイルのボーナスマイルを獲得することができます。
つまり、セブンイレブンではソラチカカードなどのANAカードに紐づけたQUICPay(nanaco)で支払うことにより、200円で
が貯まります。ソラチカカードを利用する際は、PASMOだけでなくQUICPayの利用も併せて考えてみて下さい。
ソラチカカードはメトロポイント→ANAマイルへの移行レートが魅力!
ここまでソラチカカードのクレジットカードとしての基本的な情報を書いてきましたが、このクレジットカードの最大の魅力は、「メトロポイント→ANAマイルの移行レート優遇」と言っても過言ではないでしょう。
他To Meカード保有者の場合、メトロポイント→ANAマイルの移行レートは100ポイント→60マイルですが、ソラチカカード保有者は100ポイント→90マイルのレートが適用されるのです。通常の1.5倍ですね。なお、マイルへの移行は月に2万ポイント(18,000マイルまで)です。
楽天ポイントやTポイントなどの共通ポイントをマイルへ移行する際のレートは100:50が定番となっていることからも、この100:90というレートの異常さが分かると思います。
- Tポイント、楽天ポイント、nanacoポイントなど→ANAマイル:100P→50マイル
- メトロポイント→ANAマイル(ソラチカカード以外のTo Meカード保有者):100P→60マイル
- メトロポイント→ANAマイル(ソラチカカード保有者):100P→90マイル
※1P=1円相当とします。
この、ソラチカカードを利用したANAマイルへの高効率交換ルートを陸マイラー界では「ソラチカルート」と呼んでいます。
では、このメトロポイント→ANAマイルの移行レートの優遇は何を引き起こすか、考えてみます。
ANAマイルやJALマイルを貯める際、カード決済だけでなくポイントサイトを使うことは今やマイラーの中では常識になっています。ポイントサイトについてはこちら。
単純に言うと、クレジットカード発行やネットショッピングなどの広告を利用することにより広告主から報酬をもらう、というもので、名だたる陸マイラーの方々はこれにより大量のマイルを獲得しているのです。
ポイントサイトでの報酬は、直接マイルで付与される訳ではありませんから、このポイントをマイルへ移行しなければなりません。ここで、ソラチカカード保有者は「ソラチカルート」使えるので高効率でANAマイルへ移行できるという仕掛けです。
簡単に図解するとこんな感じです。
具体的には、メトロポイントへ交換できるドットマネーやPexというポイントに各種ポイントを集約し、メトロポイントへ流し込んでいくことになります。また、上の記事では「ハピタス」と「ちょびリッチ」を紹介していますが、これらのポイントサイトはドットマネーやPexを通じてメトロポイントに交換することができます。
乗車ポイントも他To Meカードより優遇?
各種To Meカードでは、東京メトロ各線の乗車ごとにメトロポイントが貯まるサービスを実施していますが、ソラチカカードは一般カードよりも乗車ポイントが貯めやすくなっています。
各種To Meカードによる東京メトロ乗車ポイントの違いは以下の通りです。
- 一般カード:平日2P、土休日6P
- ソラチカカード:平日5P、土休日15P
- Prime:平日10P、土休日20P
- ゴールドカード:平日20P、土休日40P
ただし、一般カードは年会費無料、1つ格上のPrimeも「年会費2,160円(年50万円以上の利用で翌年度も年会費無料)」で実質年会費無料カード、と言うこともできます。ただ単に、東京メトロ乗車によってメトロポイントを効率よく貯めたい場合にはTo Me CARD Primeが候補になると思います。なお、本人名義のTo Meカードが複数ある場合でも、メトロポイントの合算はできないようです。
そもそものソラチカ発行を考えた経緯
私は昨年末にJALカードnaviを発行し、せっせとJALマイルを貯めていました。JALカードnaviは学生限定カードで、通常のJALカードにはない種々の特典がついていますが、一番大きな特典が当ブログでは何度か言及している「減額マイル」です。
この「減額マイル」というのは、「特典航空券を通常より大幅に少ないマイル数で使わせてあげるよ!」というキャンペーンです。上の記事でも紹介していますが、国内線往復(2区間)一律6,000マイル、というのは破格でしょう。
また国際線でも通常必要なマイル数の半分で特典航空券を発券できるようになっており、私もこれ目当てでJALカードnaviに入会したといっても過言ではありません。
しかしながら、この「減額マイルキャンペーン」には弱点があります。それが対象搭乗期間の短さです。通常の特典航空券に比べて大きく優遇されているためある程度制約が厳しいことはやむを得ませんが、これは最大の弱点です。
例えば今年度の国内線の減額マイルの対象搭乗期間は、4月~6月と12月~3月の7カ月に限られています。更にGWや年末年始は対象外とされています。
この減額マイルを始めとした特典航空券を来年の就活時の主力として考えていたこともあり、減額マイル期間外の保険としてソラチカカードを使ってANAマイルも同時に貯めることにした、というのがソラチカ発行に至った経緯です。
JALの減額マイルを利用した場合、出雲~東京往復に必要なのは上述した通り6,000マイル。JALマイルにはソラチカのような高レートで移行できるルートは(ほぼ)ありませんので、必要なポイントは2倍の12,000円相当となります。
一方、ANA特典航空券で米子~東京往復に必要なのはレギュラーシーズンで15,000マイルです。ANAマイルはソラチカルートで入手できますので15,000マイル÷0.9で16,666円相当のポイントが必要になる計算です。もしJAL特典航空券を減額マイルを利用せず発券した場合はANA同様15,000マイルですが、ソラチカルートがないため30,000円相当のポイントが必要になり、東京を何往復もすることは難しくなってしまいます。
結局のところ、減額マイルが一番お得なのは間違いありません。しかし、対象搭乗期間外をカバーするためにソラチカが必要、ということです。
地方学生にとって就活時の交通費は大きな問題です。東京で就活する場合はなおさらです。しかし幸い、減額マイルやソラチカカード、スカイメイトなど、私たちを助けてくれる様々なツールがあることもまた事実です。都市部の学生に条件面で劣ることは間違いありませんが、このようなツールを活用することで、賢く就職活動をしていきたいものです。
とりあえず今は審査に通って発送を待っている状態なので早く来ないかな~、と毎日ウズウズしております。クレジットカードの発送を待つときってなんか特別な気持ちがしますよね。楽しみです。
【月例】マイル・ポイント報告(9月号)と近況など
久々のマイル報告ですね。だんだんと使うポイントサイトやマイレージプログラムが増えてきて管理が大変になってきました(;´・ω・)
保有ポイント | 前回比 | 特記事項 | ランク/ステータス | 仮想JALマイル | |
---|---|---|---|---|---|
JALマイル | 23956 | 7992 | 23956 | ||
ANAマイル | 8506 | 15 | |||
デルタスカイマイル | 6024 | 1024 | |||
ワールドポイント | 3 | -3084 | 1P=5円 | 7.5 | |
Tポイント | 6654 | 382 | |||
楽天ポイント | 24353 | 8756 | ダイヤモンド/学割 | ||
ポンタポイント | 106 | 32 | 53 | ||
dポイント | 11296 | 7956 | 5648 | ||
nanacoポイント(モバ) | 727 | 629 | |||
nanacoポイント(カード) | 682 | 170 | |||
タイムズポイント | 1617 | 0 | プレミアム会員 | 808.5 | |
WAON POINT | 731 | 206 | |||
LINEポイント | 1510 | 522 | 679.5 | ||
ハピタス | 21448 | 1254 | ゴールド | 11152.96 | |
ちょびリッチ | 0 | -1108 | 1P=0.5円 | 0 | |
CMサイト | 122 | 0 | 1P=0.5円 | 30.5 | |
.money | 249 | -495 | 129.48 | ||
エネルギアポイント | 421 | 91 | 210.5 | ||
ツルハポイント | 326 | 210 | |||
Pex | 2710 | 0 | 1P=0.1円 | 135.5 | |
ネットマイル | 4948 | 0 | 1P=0.5円 | ブロンズ | 1237 |
パナソニックコイン | 1770.7 | 878.5 | 885.35 | ||
Gポイント | 16100 | 16100 | 8050 | ||
モッピー | 28 | 28 | 14 | ||
合計 | 52997.79 |
来月はさらにIHGのポイントと香港エクスプレスのreward-U、バニラエアのバニラポイントも入ってくる予定です。
三井住友カードのワールドポイントを移行
私の初めて発行したクレジットカードである三井住友VISAデビュープラスカードが発行から丸2年経ち、ポイントの失効が先月末に迫っていたため、Gポイントに移行しました。約3,000ポイント(=15,000円相当)あり、ここ数カ月どこに移行しようかと迷っていましたが、等価交換できるGポイントに落ち着きました。
Gポイントは三井住友カードの資本が入っていることもあり、ワールドポイントの交換比率が等価で、しかも相互交換ができる稀有な存在です。今回のように有効期限切れ間近のワールドポイントをGポイントに逃し、必要なときに再びワールドポイントに戻すことができますので、とりあえずGポイントに逃がしておくのもアリです。
JALマイルは順調に増えつつあるものの...
JALマイルはクレジットカード決済と各種ポイントの移行で順調に増えつつあります。JAL便の搭乗もありましたし。
使い道については学生向けの「JALカードnavi」限定特典である「減額マイル」キャンペーンが王道かな、と思っております。JALカードnavi、減額マイルキャンペーンについてはこちら。
このキャンペーンを用いれば、予約不可能なブラックアウト期間はあるものの、国際線特典航空券は通常の半額、国内線は片道3,000マイル、往復6,000マイルという破格のマイルで特典航空券が発券できます。例えばヨーロッパ行きは通常55,000マイルのところ、27,500マイルで往復できます。確かに決済だけで27,500マイル貯めるのは難しいですが、ポイントサイト等を併用すれば、比較的簡単に到達できますよね。
ただし、この減額マイルは通常の得点航空券と違い大きな弱点があります。それが「予約変更不可」ルールです。特典航空券は通常、予約の変更に融通が利くため、先の旅行の予定でも予約しやすい、という特徴があります。
JALホームページの該当ページはこちら。→https://www.jal.co.jp/jalmile/use/jal/inter/cancel.html#tabs
しかし減額マイルでは予約変更ができないため、自分の旅行予定日の日程を確定させてから予約する必要があり、なかなか難しいのでは、と最近思うようになりました。
また、国内線の減額マイルも、国際線ほどではないにしてもブラックアウト期間が設定されており、来年の就活時に減額マイルを交通費に充てようとすると、場合によっては使えない期間もあるかも...という懸念もあります。
そこで、ANA
つまり、減額マイルに対する保険をかけておく必要を感じた訳です。日本でJAL並みのネットワークを持つ航空会社は他にANAしかいませんから、ANAマイルも貯めちゃえ!と半ばヤケクソで、ANAマイルについても研究を始めています。
特に、ANAカードの中でも陸マイラー御用達の「ソラチカカード」と、ANA学生カードを軸に検討しています。この辺については近々比較記事を書いてみようと思っております。
最近考えていることは、そんな感じ。ぶっちゃけ、インターンシップ参加による首都圏遠征で財布がすっからかんになってしまっていて、それどころじゃないんですよね...。やっぱり地方大学生は辛いです。LCCもないですし。
【旅行記】再び香港へ!香港エクスプレス搭乗記+セントレア第2プレミアムラウンジ潜入記
6月に香港へ行ったばかりではありますが、再び香港へ行って参りました。前回は日本のLCCのPeachを使いましたが今回は香港のLCC、香港エクスプレスです。
今回はインターンシップのため上京していることが確定していましたので、インターンシップ後羽田に直行し、夜行便で香港へ向かい、香港で1泊して帰りは中部国際空港へ帰る、という旅程です。
簡単に書くとこんな感じ。
1日目:インターンシップ終了後、羽田へ。
2日目:未明に羽田発→早朝に香港着。香港泊。
3日目:昼前に香港発→夕方中部着。
前回の香港旅行の旅行記はこちら。
香港旅行エクスプレス搭乗記
という訳で今回は初搭乗の香港エクスプレス。Peachなど日系の他LCCとの比較も書いていきたいと思います。
航空券の価格
まずやはり気になるのはどのくらいお金がかかるのか、ということ。
今回も前回のPeachのときと同様にセールで航空券を確保したため格安のお値段となっています。
まずは往路(羽田→香港)。
運賃はわずかに480円で、各種税金等含んでも3,730円となっています。香港エクスプレスではこのレベルのセールを定期的に開催していますので、興味のある方はチェックすべきです(おススメは公式Twitterです)。
復路(香港→中部)はこんな感じ。
2回決済が行われているのは、後から座席指定を行ったためです。LCCですので基本的に座席指定は有料のオプションとなります。行きが3列の真ん中の席だと判明したため、帰りはどうしても窓側に座りたかったため、座席指定をしました。
ちなみに、決済が香港ドル建てとなっていますが、これは帰りの航空券を香港発の片道で手配したためです。日本発の航空券の場合(往復含む)、日本円建ての支払いとなります。
香港ドルと円の為替レートは記事執筆時点(2017/8/28)で1香港ドル=13.95円となっています。おおむね1香港ドルが15円程度だと思っておけば間違いないと思います。この為替レートをもとに帰りの航空券の値段を計算すると、4,701.15円になりました。座席指定の手数料を除くと4,003.65円になりますので行きに比べると少し割高ですね。
ただこの点は往復の航空券を同時購入すれば往復とも日本円建て決済となりますので通常は問題ないかと思います。セール時は当然アクセスが集中しますので、取れるところから取ろうと思い片道ずつ発券した結果です。
香港エクスプレスのセールは深夜から始まることが多く、開始直後はページが開けないことも多いですが、数時間経つと落ち着いてきます。夜が明けてくるとだんだん売れていきますので、(特に行きたい日・便が決まっている場合)夜が明けるまでが勝負です。当然ですが事前に会員登録を済ませておきましょう。
往路(UO623 HND 0:25→HKG 4:00)
さて、続いては搭乗記。とはいえ、行きは眠くてどうしようもなく爆睡していたのであまり写真もなく記憶もありません(苦笑)
羽田空港はもちろん国際線ターミナル。羽田では搭乗の3時間前から1時間前までチェックインが出来ます。アプリ等からのオンラインチェックインも可能です(後述します)。
オンラインチェックインを済ませている方はこの「チェックイン」の横にある「オンラインチェックイン」のカウンターで荷物を預けることになります。
搭乗券です。
「reward-U」というのは、香港エクスプレスのマイレージプログラムで、購入金額に応じてポイントが加算されます。日本円建て決済か否かに関わらず、1香港ドルにつき10ポイント加算されます。ホームページによると40,000ポイントから使えるとのこと。今回往復で貯まったのが1,146ポイントでしたので、セールの航空券ばかりだとこの水準まで到達しないかもしれませんね。
機材は最新鋭のA321。個人的にこの機材は初めての搭乗です。国内ではANAが導入してましたかね。
個人的な感想としては気密性がしっかりしているのか、耳が痛くなりにくかったように感じました。私は気圧の変化で割とよく耳が痛くなるのですが、今回は耳の痛みで起こされることもなく着陸まで爆睡できてました。
香港エクスプレスのシートピッチはPeachや春秋航空日本などの日系LCCよりも若干広めだと思います。Peachなどの場合、私が座ると膝が前のシートに当たってしまうのですが、香港エクスプレスの場合はこぶし1.5個分くらい余裕があり、足を組む余裕もありました。
写真で比較してみます。まずは今回の香港エクスプレス。
続いて春に乗ったPeach。
同じように膝の前にシートポケットがあるタイプであるにも関わらず、前の席に膝が当たっていることが分かります。座り方にもよるのでしょうが...(一応シートピッチチェック時は同じように座るよう心掛けてはいます)。
春のPeach搭乗時の搭乗記はこちらです。
他に日系LCCとの違いを挙げると、機内販売やサービスにあまり熱心ではなかった、ということでしょうか。Peachとかに乗っているとひっきりなしにCAさんが行き来して免税品や機内食を売っていますが、香港エクスプレスでは頭上のボタンでCAさんを呼ばないとまず来てもらえませんでした。
これが本来のLCCの姿なのかも知れませんが、少し寂しい気もします。
出発は使用機到着遅れに伴い1時間ほど遅延し、1時半ごろとなりましたが、フライト自体は至って順調だったようです。香港到着は定刻から50分遅れの4:50となっていました。
復路(UO1584 HKG 11:45→NGO 16:40)
復路は翌日の午前便。香港国際空港は第2ターミナルです。香港国際空港へ向かう空港連絡鉄道の「机場快線」を右側のドアから降りた方ですね。ちなみにJAL、ANA、Peachは第1ターミナル、ジェットスター・ジャパンとバニラエアは香港エクスプレスと同じ第2ターミナルを使用しています。
帰りはオンラインチェックインを利用してみました。香港エクスプレスのオンラインチェックインは主にアプリから行います。チェックイン時にパスポート情報等を入力することでアプリ画面に搭乗券が表示され、カウンターに寄ることなく搭乗口まで進むことができます(受託手荷物がある場合はカウンターに行く必要がありますが)。
チェックインカウンターは長蛇の列でしたので、並ばなくてすむのは良いなあ、と思いました。
帰りの搭乗券はこちら。アプリに表示された搭乗券をスクリーンショットしたものです。
出国審査や保安検査場で搭乗券の提示を求められた場合でもこの画面を提示すれば通過できました。便利です。
そして、いざ搭乗が始まり、搭乗列に並びます。搭乗に際しパスポートと搭乗券を係員にチェックされますが、ここで「ちょっとこっち来い」、と列の外へ(お姉さんでしたし、もっと優し気な口調ではありましたが)。
そこでのお姉さんとのやり取りはこんな感じ。
係員「あなた、オンラインチェックインね。カウンター行った?」
私「いえ...(だってアプリの搭乗券に「直接搭乗口」へ、って書いてあるもん)。」
係員「パスポート見せて」 機械にスキャン
私「オンラインチェックインでもカウンター行かないといけなかったの?」
係員「チェックインカウンターには行かなくていいけど、パスポートの確認が必要だから搭乗口のカウンターに来てもらわないと」
とまあ 、どうやらオンラインチェックインをしていて、搭乗券に「直接搭乗口へ」と書いてあっても、搭乗口のカウンターへ行ってパスポートを確認してもらわなければならないそうです。
確かに、よく考えればパスポートの確認が必要なのは当然ですが、「直接搭乗口へ」なんて書いてあればわざわざ搭乗口でカウンターになんて行きませんよね...。ここは表記を直してほしいところです。
今回は香港発の復路のみオンラインチェックインを行い、アプリ画面の搭乗券を使いましたが、日本発の場合どうなるかはよく分かりません。一度チェックインカウンターに寄る必要がある、という情報もあります。
さて、気を取り直して搭乗となります。飛行機は沖止めになっているらしく、飛行機までバス搭乗となりました。沖止めは晴れの日だと最高ですね。青空のもとタラップを登っていくときの爽快感がたまりません。
機材はA320です。
このA320は「手羽先」の愛称が付いている機体でした。香港エクスプレスは就航地の名産品などを機体愛称にしています。確か高松にちなんだ「うどん」もあったと思います。良い試みだとは思いますが、ネーミングセンスもう少しどうにかなりませんかね...。
こちらもシートピッチをチェック(あれ、昨日と同じズボン...)。
シートピッチは前日のA321とそれほど大きくは変わらず、広めの印象でした。
ただ、後ろの人が大柄の西洋人で、私のシートにガンガン膝をぶつけて来て困りました。A321と比べるとシートが柔らかい素材でできているようでした。
帰りは30分ほどの遅延で出発しましたが中部国際空港到着はほぼ定刻となりました。窓からは鹿児島湾と桜島が見えたりしてとても綺麗でした。
セントレア 第2プレミアムラウンジ潜入記
中部国際空港セントレアでは入国審査もスムーズに進み、お目当てのカードラウンジへ。セントレアにはカードラウンジがいくつかありますが、カードの種類によっては利用できないラウンジもあるので注意が必要です。私が持っている楽天ゴールドカードで入れるラウンジは「第2プレミアムラウンジ」のみとなります。
セントレアのカードラウンジは1か所に固まって設置されています。出発フロアの3Fの奥、国内線と国際線の保安検査場に挟まれた位置にあります。
中は落ち着いた雰囲気ですが、子どももいて静かか、と言われるとそうでもない感じ。座席はパソコンデスク(電源有)、2人向けの向かい合わせのソファなどがありました。
続いてお待ちかねのドリンクエリアへ。
ビールは2種類。キリンの一番搾りとハートランドビール。
ソフトドリンクは一般的なラインナップ。
コーヒーと、
カゴメのトマトジュース。そしておつまみです。
カードラウンジの中では充実している方だと思います。というか国内線のANAラウンジなど航空会社ラウンジに匹敵するレベルではないでしょうか。
ANAラウンジに潜入したときの記事はこちら。
セントレア 第2プレミアムラウンジは非常にサービスレベルの高いカードラウンジでした。このためだけにセントレアを使いたいな、と思わせてくれるレベル。特にアルコールをフリーで提供するカードラウンジは希少ですので、航空会社ラウンジには入れないけどビール1杯飲んでから乗りたい!という方はぜひ。
あとがき
旅行記というかほぼ搭乗記のような感じになってしまいました。香港では少しだけ観光もしたんですが、それは時間がありましたら別記事にしたいと思います。
香港エクスプレスは全体的に期待以上の航空会社でした。セール時の運賃も破格ですし、次回香港に行くときもぜひ使わせて頂きたいと思います。
トロッコ列車「奥出雲おろち号」乗車記 奥出雲の大自然を体感!
大学の試験も先週末で終了し、いよいよ私たち大学生も夏休みとなりました。私は3回生なので企業のインターンシップに行ったりと、なかなか忙しいのですが、それだけ旅行する機会も増えますから、ポジティブに考えようかな、と思っております。
さて、今回の広島の実家への帰省にトロッコ列車の「奥出雲おろち号」を利用したので、その乗車記を書きたいと思います。
奥出雲おろち号とは?
奥出雲おろち号は、JR西日本が運行する観光列車で、トロッコ車両で運転されます。
主に春から秋にかけて、金土日の週末に主に運転される他、多客期(夏休みと紅葉シーズン)は毎日運転になります。
運転区間は島根県の木次線木次駅から広島県の備後落合駅までで、自然豊かな中国山地を眺めながらゆっくりと旅ができます。ちなみに、この奥出雲おろち号は普通列車扱いなので「青春18きっぷ」での乗車も可能です(全席指定席なので別途指定席券が必要)。
また、一部日程では往路(備後落合駅行き)のみ出雲市駅始発で運行されます。ほぼ海抜0mの宍道湖畔から中国山地の奥深くへと進んでいく景色の移り変わりを楽しめます。観光などで出雲に宿泊する方も多いでしょうから、これは便利だと思います。
(JR時刻表 2017年8月号より)
この地図の上の方に松江や出雲市がありますが、木次は真ん中辺りに描かれています。この木次から芸備線と繋がる備後落合駅まで片道2時間半程度かけてゆっくりゆっくり進んでいきます。
今回私は、広島へ帰省するついででの乗車でしたので、木次→備後落合の片道のみの乗車となります。
乗車記
朝8時ごろ松江駅を発ち、宍道駅で木次行きのワンマンカーに乗り換え。宍道から木次までは1時間ほど。木次駅で奥出雲おろち号に乗り換えます。
最後尾はディーゼル機関車。往路の備後落合行きは機関車が後ろから押すスタイルで運転し、復路は通常の牽引スタイルでの運転になります。
奥出雲おろち号は機関車含めて3両で運転されます。機関車の次がエアコンの効いた通常の客車(控え車)、3両目が窓のないトロッコ車両です。つまり行きは先頭のトロッコ車両にいれば前面展望を眺めることもできます。
奥出雲おろち号では、1枚の指定席券でトロッコ車両・控え車どちらの席にも座ることができます。雨が降ってきたときや、お弁当を食べるときのためにエアコンの効いた風の入ってこない控え車を連結してあるんです。つまり、指定された席が「5D」ならトロッコ車両・控え車それぞれの「5D」に座れます。
という訳で2種類の車両をリポートします。
控え車
こちらは前述の通りエアコンが効いていて快適です。基本的にみんなトロッコ車両に乗ってるので控え車は悪天候でもない限りガラガラになります。特に夏場は暑いこともありますし、こっちで涼むのもアリかと。
ご覧のように全て4人掛けの向かい合わせの席になっています。シートは簡易リクライニングシートと呼ばれるもので、一応リクライニングします。窓がついているのでトロッコ車両のようにうるさくありませんし、雨風も入ってきません。
以前に乗った時には、おばちゃんグループがトロッコそっちのけでずーっとぺちゃくちゃ女子会してっらっしゃいました。
トロッコ車両
続いて本命のトロッコ。座席はこんな感じ。
基本的にこのような4人掛けの座席が並んでいますが、一部外向きの座席もあります。
この外を向いた座席はいいですね。横向かなくても景色を楽しむことができます。
シートは木でできたものですので、控え車のものと比べると当然硬くなります。もちろんリクライニングもしません。椅子に敷くクッションがあった方が良いかも知れません。
さて、そんなこんなで奥出雲おろち号は出発し、どんどん山を登っていきます。
木次では汗かくほど暑かったのですが、山を登っていくにつれ涼しくなっていきます。特にトンネルの中では半袖では寒いくらいの気温になります。これはトロッコ列車ならではの体験ですね。
田園風景を進んでいきます。
出雲坂根駅では延命水を汲もう!
途中の出雲坂根駅では、列車は5分程度停車するため、名物の延命水と呼ばれる湧き水を汲むことができます。また、出雲坂根駅には、奥出雲おろち号運行に合わせて地元の方が売店を運営されており地元食材を用いた飲食物も販売されている他、延命水を汲むための空ペットボトルも販売されています(購入しないといけないので空ペットボトルを持参することをおすすめします)。
駅舎横に延命水が湧き出ているのですぐ分かると思います。
列車は最大の見どころ・おろちループへ!
この出雲坂根駅を出ると、列車は間もなくおろちループと呼ばれる国道のループ橋が間近に見られる場所が現れます。これが息を吞む絶景なんです。
標高差105mを超えるため、道路はループして距離を稼いでいます(鉄道は、この高低差を克服するために三段スイッチバックという珍しい手法を用いています)。
そして道路は、ループ橋を登りきると赤色が印象的な三井野大橋を通り、広島・島根県境の峠へと向かっていきます。普通に写真を撮ると、ループ橋と三井野大橋が大きすぎて1枚の写真に収められないのが残念です。
ということで、パノラマ写真を撮ってみました。
これでも全景を収めれてはいませんが...。
ちなみに、この木次線の県境周辺の区間は豪雪地帯で、冬季はよく列車が長期運休となります(バス代行は基本的に行われます)。ただ、冬のおろちループも夏とは違う趣を出しているので、列車の運行情報に注意して訪れてみることをおススメします。
これは今年の正月ころに乗ったときのおろちループです。このときはまだ積雪がなく、落葉した木々で寂しくも美しかったのを覚えています。昨季はこの後の大雪で2月ごろがら雪解けまで1カ月ほど運休していました。
このおろちループを過ぎると間もなく広島県で、ここからは折り返しの備後落合駅に向かいひたすら急坂を下っていきます。
終点の備後落合駅。広島方面と岡山県新見方面へ通じる芸備線、山陰方面へ通じる木次線が交わるターミナル駅ですが、各方向への列車は1日5本弱という無人駅です。
私が乗り換える芸備線広島方面の三次行き列車は1時間半後、ということで折り返しのおろち号をお見送り。
他の乗客はそのまま折り返し列車に乗っていってしまったようで、超過疎地の無人駅に独りぼっちに。
心地よい風を受けつつホームのベンチで爆睡してました。
さあ奥出雲の大自然を体感しよう!
トロッコ列車。どうですか?乗りたくなってきましたか?青春18きっぷでも指定席券を取れば乗れますし、気軽に奥出雲の大自然を体感できるトロッコ列車はおススメだと思います。
個人的にはおろちループが見られる終盤がおススメですが、一部区間だけでも十分トロッコ列車を楽しめると思います。往復すると1日使ってしまうのが難点ですが、時間がある方はどうでしょうか。