Tomorrow Is Another Day ~明日は明日の風が吹く~

旅行、マイル・ポイントが大好きな大学生です。JALカードnavi、三井住友VISAデビュープラスカードを主に使っています。

【旅行記】週末弾丸で香港へ!

突然ですが、先日、週末とその前後(金土日月)を利用して香港へ行って来ました。

 

とか大学で話すと「お金大丈夫なの?」とかいろいろ聞かれますしたのでその辺も含めて旅行記を書いていきたいと思います。

 

まずは皆さんが疑問に思いそうなところをQ&A形式で解決してから...

どうやって行ったの?

簡単に言うと、JRで関西空港へ出て、LCC(格安航空会社)のPeachで香港へ往復した、ということになります。

旅程は、金曜午後に松江発、関空で泊まって土曜朝に香港へ出発(昼過ぎ着)、一泊して日曜深夜(月曜未明)に香港を発ち、月曜早朝に関空へ帰着。そのまま松江へ帰る、という文字通りの「弾丸ツアー」です。

費用は?

Peachの航空券は、運賃が片道当たり3,990円、空港使用料・予約手数料等全てコミコミにすると片道当たり7,425円でした。

ホテルがエクスペディアで予約して11,122円、3人で行ったので1人当たりは3,707円です。まあ安いなりのホテルではありました。

松江から関西空港までのJRが「阪神往復割引きっぷ」利用で往復13,890円。大阪市内~関西空港までの乗車券が片道890円×2で1,780円です。そして現地交通費は細かくは分かりませんが、空港~市内で利用した「エアポート・エクスプレス」が片道100香港ドル(約1,400円)×2なので2,800円ほど。他に地下鉄等使いましたが運賃が安いので、エアポート・エクスプレス合わせても恐らく4,000円も使ってないと思います。

 

整理すると...(1人当たりで計算)

・松江~関空往復:15,670円

関空~香港往復:14,850円

・ホテル:3,707円

・現地交通費:約4,000円

合計すると、38,227円となります。まあ4万円もあれば十分行って帰ってこれる、という感じでしょうか。大阪や東京などLCC就航地の近くであれば空港までの旅費が削れるので、単純計算で2.5万円、ということになります。これなら週末の2~3日のためにでも使える金額ではないでしょうか?

 

それでは旅行記へ。

 

 

まずは関空

まずは関西空港へ向かわなければ話が始まりません。松江から大阪方面へは高速バス、飛行機(JAL)、JRの選択肢がありますが、今回は金曜日の講義終了後に出発したということもあり、速いJR(やくも&新幹線)で。とはいえJRもそんなに高くありません。

この辺りはこちらの記事をどうぞ。記事中で松江~大阪などの主要区間の割引きっぷについても考察しています。

miletabi.hatenablog.com

ちなみに上記記事にも書いてありますが、出雲・松江・米子から阪神方面へは、今回使った「阪神往復割引きっぷ」よりも安い「阪神往復早特きっぷ」が発売されています。今回は早特の方の有効期限が3日間だったため、使えずに阪神往復割引きっぷを利用しています。

なお上記各種きっぷは「大阪市内」まで有効なため、関空方面へ向かう場合は杉本町駅まで有効の乗車券となります。ゆえに新大阪~関西空港の乗車券を買う必要はなく、杉本町~関西空港の乗車券を購入すれば問題ありません(上の運賃計算もこの方法で計算)。

 

さて 講義が終わり、松江駅からやくもに乗ります。

 

1日目(金曜日)

松江14:59→岡山17:38「やくも22号」

岡山17:53→新大阪18:38「のぞみ48号」

新大阪18:46→大阪18:50

大阪18:54→関西空港20:07「関空快速

f:id:miletabi:20170703205742j:plain

大山がきれいです。まあこの後はことごとくお天気に恵まれないんですが...(涙)

 

とまあいきなり関西国際空港へ到着。Peachの香港行きは明朝なので早速寝ます。

今回は格安で夜を明かすことができることで有名な(寝れるとは言ってない)「KIXエアポートラウンジ」を利用してみます。初めてなのでドキドキ・ワクワクです。

関空の深夜早朝便利用者には重宝されている施設で第1ターミナルの国内線チェックインカウンター近くにあります。関西空港駅からターミナルに入り、左手、ローソンやマクドナルドの方向です。

 

ラウンジというかネットカフェです。マンガもありますし、現に深夜の未成年の利用は制限されています。

内部は、ブース席という半個室のようなところと、机・ソファが並んでいるオープンスペース、それにグループルームに分かれています。今回はブース席が空いていたのでブース席にしました。

ブース席はこんな感じ。後ろは扉がないですし、隣のブースとの仕切りも高くないので、半個室、という表現が良いかな、と思います。このソファは割とよく倒れてくれて、160°くらいにはなったと思います。

また、ソフトドリンクは無料、さらに別途料金を払うことで軽食、アルコールと注文することもできます。

一応一度入ると清算時まで外出できないルールのようですが、すぐ真横にあるローソンとマクドナルドへの買い出しはできる、とのことでした。

 

利用料金は以下の通りになっています。

  オープン席 ブース席・グループルーム
基本料金 最初の30分:310円 最初の30分:410円
延長料金 以降10分ごとに100円加算 以降10分ごとに120円加算
パック料金 3時間まで1540円 3時間まで1850円
6時間まで2670円 6時間まで3090円
9時間まで3290円 9時間まで3910円
シャワー 310円(ラウンジ利用無しの場合は510円)

6時間で3,000円前後です。普通にホテル使うよりは全然安いです(関空にはホテル日航しかないですし…)

ただ、関空内にあるカプセルホテル「ファーストキャビン」では4,000円弱から泊まることができますので、サービス的に考えて優位か、と言われれば微妙です。

 

しかし、この「KIXエアポートラウンジ」を劇的に安くする方法があります。

それがこの関西空港のポイントカード「KIX-ITMカード」です。これを提示するだけでKIXエアポートラウンジの利用料金が半額になる、という超強力な特典があります。こちらが公式ページです。年会費・発行手数料無料なのに様々な特典がついてきます。関空利用者なら持っておいて損はないです。

http://www.kansai-airport.or.jp/kc/facility/

特に関空発着フライトの利用で貯まるフライトポイントはJALANAのマイルにも交換できる、という優れものです。

 

ということで1日目は関空に到着して終了。

 

2日目(土曜日)

2日目はいよいよ香港へ向かいます。ところでKIXエアポートラウンジにはシャワーがありますが、朝は混むようで利用することができませんでした(香港では滝のような雨を浴びることになるんですが...)。シャワーを使いたい場合は早めに受付に言っておいた方がよいみたいです。

 

さて、 Peachの発着する第2ターミナルへ向かいます。第2ターミナルへは徒歩でも行けるようですが、無料シャトルバスをりようするのが一般的です。無料シャトルバスはホテル日航関西空港などが入るエアロプラザ脇から発車します。

先日導入され話題になった連接バスに乗れました。従来のバスだと1台では乗客を積み残すことがあったので輸送力が確保できる連接バスは便利だと思います。空港では大きな荷物を持った利用者も多く、定員まで乗れないこともありますし。

 

そして第2ターミナル。

これは春に来たときの写真で、国内線専用のエリアです。国際線はお隣の建物に集約されていますが。雰囲気は同じ感じです。

 そのときの搭乗記はこちら。

miletabi.hatenablog.com

チェックイン、出国審査が終わり出国手続き後エリアへ。今回は受託手荷物はありませんが、預ける荷物がある場合はチェックイン機でチェックイン後、カウンターへ行き荷物を預けます。その場合でもチェックインは自分でやれ!っていうのはLCCらしいです。

 

出国審査後エリアには何店舗か免税店があり、Peachのオフィシャルショップもありました。ジェットスターやスプリングジャパンは成田にオフィシャルショップがあるんですが、Peachはないのでなかなかグッズを買う機会がなかったので、さっそくキーホルダーを購入。

飲食店は2店舗ほどあり、飛行機に搭乗する前に食事することもできます。コンビニみたいなやつもあるので飲み物もここで事前に購入しておくことをおススメします。機内販売は高いんで(保安検査場通過前に購入した飲料は国際線液体物持ち込み制限により没収されます)。

搭乗便は関西8:50発香港11:45着のMM63便ですが、当日は香港空港周辺の悪天候に伴い、着陸できない場合関西へ引き返す、との条件付きでのフライトとなりました。まあこれ自体は珍しいことではないですが。

今回は座席指定手数料がもったいない、ということで座席指定はしていませんでしたが友人と隣同士の席になりました。空いていれば、という前提ですが、同一予約の場合できるだけ隣になるようにはしてあるのだと思います。

離陸直後、機内からみた関空です。手前側が後からできた2期島でその真ん中らへんにあるのがさっきまでいた第2ターミナルです。こう見ると2期島はまだまだ空き地だらけですね。それだけ関空にはまだ成長余力がある、ということになります。

 

フライトは特に揺れることもなくほぼ定刻出発、定刻到着でした。客層は日本人と外国人の方で半分ずつくらい、といったところでしょうか。中国系の方だけでなく欧米系の方が多かった印象です。

 

快晴の大阪とは打って変わって土砂降りの香港。ちょうど梅雨時期で沖縄方面がもうすぐ梅雨明け、という時期でしたので、そりゃ香港も雨降りますよね。

市内へはエアポートエクスプレス。都心まで30分弱でWi-Fi、コンセント完備(車両による?)で快適にアクセス。このあとも地下鉄等いろいろ乗りそうなので、香港版Suicaの「オクトパスカード」を購入。海外では珍しくSuicaと同じFelica搭載の交通系ICカードです。

日本のSuica等と同じで、最初はデポジットの50香港ドルと初回チャージ分の100香港ドルの合わせて150香港ドルの支払いが必要になります。これ1枚でエアポートエクスプレス、地下鉄、バスに乗れ、自販機やコンビニでの支払いにも使えるんですから持たない訳にはいきません。

ただし、クレジットカードでの初回購入、並びにチャージはできません。

 

この日は一日中大雨で雷もゴロゴロ。お世辞にも観光日和ではありません。しかし、夜景を楽しめるのはこの日だけ、というのもあって無理やり夜景が見れるという「ビクトリア・ピーク」へ。

ビクトリア・ピークへはケーブルカーでアクセスできます。地下鉄の駅からケーブルカーの駅までが割と歩きますが。

 

なんか夜景といいケーブルカーといい神戸みたいです。

通常なら車窓から香港のビル群が見えてきれいなんでしょうけど雲に覆われて視界は真っ白。ケーブルカーを降りたところにはショッピングモールがあり、その屋上にも展望台があるようですが、有料なのでパス。ショッピングモールを出て左手に向かうと無料の展望スペースがあったので、今回はそちらから鑑賞。

 

夜景の方は、ちょうど暗くなってくる時間になって雨も止み、雲も一時的に晴れてきれいに見ることができました。

綺麗なのは綺麗でしたが、やっぱり雲が気になりますね。この後は案の定再び土砂降りになるなど、終始不安定な天候。

逆に言えば、今度は晴れの日に来たい!と思わせてくれました。

 

3日目(日曜日)

3日目は深夜には飛行機に乗らないといけないので半日あまりの観光時間。ダウンタウンを散策したり、HARBOUR CITYという巨大ショッピングモールを散策して夕方前には空港へ。雨の中歩きまくった疲れが出てきたのか、もう眠くて眠くて。

空港では展望デッキへ行ったりして時間を潰しましたが、エミレーツエアバス380が降りてきたのには感動しました。

ちなみに展望デッキはターミナル2にありますのでPeachの使うターミナル1とは少し離れています。

 

それでは帰国便の搭乗記。復路はMM68便、フライトスケジュールは香港0:35発で関西5:20着の夜行便です。

f:id:miletabi:20170709171501j:plain

カウンター業務は別会社に委託してるようで、スーツ姿のおじさんが搭乗手続きをしてくれました。搭乗券は驚いたことに厚紙のしっかりしたやつでした。他LCCと比べてもPeachの搭乗券はレシート状でショボいので余計にビックリです。恐らく空港側(委託先)の設備の問題なんでしょうけど。

 

チェックインは出発の2時間ほど前から始まりました。深夜0時過ぎの便なので午後10時ごろからです。搭乗口は、ホームページで「35~45分程度かかります」と記載されている「ミッドフィールド」の205番。第1ターミナルから新交通システムに乗って移動することになりますので、時間に余裕を持って行動する必要があります。

これに関してはバニラエアが分かりやすい図を載せておられます。

f:id:miletabi:20170709180426p:plain

https://www.vanilla-air.com/jp/guide/airport/HKG-hongkongより

Peachはバニラと違いターミナル1の発着ですが、今回のように200番台の搭乗口の場合シャトルトレインに乗る必要がある、というのは覚えておいてよいと思います(バニラだと2回もバス又はシャトルトレインに乗る必要があるんですね...)。

 

んで、保安検査、出国審査を抜けると免税店エリアなのですが、深夜ともあって営業している店が少なくて困りました。街中でお土産を買っておらず、空港をあてにしていたのですが、結局当たり障りのないクッキー、という羽目に。それどころか機内で飲むミネラルウォーターの確保にも苦労しました。自販機もないし…。

深夜便の場合はお土産や水など、余裕を持って購入しておいた方が良いですね(水はどうしようもない面はありますが)。

ちなみに、ミッドフィールドにはもっと何もなかったので(深夜だから?)何か買っておくならシャトルに乗る前の方が良いかも。

 

あと、こんなの見つけました。

f:id:miletabi:20170709181624j:plain

東京&北海道限定@香港

「限定」とはなんでしょう...?

 

4日目(月曜日)

 

さていよいよ飛行機へ。使用機到着遅れに伴い40分ほど遅れての離陸となりました。

f:id:miletabi:20170709181914j:plain

夜行便ということもあり、機内は離陸1時間ほどで消灯。皆さん就寝モードに入った方が多かったようですが、空腹で眠れない私は機内食へ。

f:id:miletabi:20170709182212j:plain

仙台拠点化記念の新メニュー、「仙台風マーボー焼きそば」 を注文し30分ほどで配膳。「飯テロすんな!」って感じですが、これ、匂いが広がらないように工夫されています。

f:id:miletabi:20170709182807j:plain

Peach機内食はバリエーションも多く、アイデアが面白いのでいつも食べたくなっちゃいます。前回もたこ焼きで飯テロを試みました(笑)

miletabi.hatenablog.com

食べ終わると眠くなってウトウト。してたと思ったらもう着陸態勢。朝日まぶしい関西空港へ到着です。

f:id:miletabi:20170709183002j:plain

このPeach機が並ぶ光景は何度見ても圧巻ですね。特に今回は早朝の始発便前ですからますます壮観です。

この後は往路の逆。関西空港駅から関空快速で大阪へ出て新大阪から新幹線、岡山で「やくも」に乗り換えれば帰れます。

もう帰りはずっと寝てました。さすがに疲れましたし、月曜日は昼から講義でしたし。

 

振り返り・まとめ

個人的に香港ですごく意外だったのが、英語が公用語になっているにも関わらず、ほとんど日常では使われていないということ、そしてヨーロッパ系の住民をあまり見かけないことです。

ご存知の通り香港は1997年まで英国統治下にあったという事実があったため、今でもある程度の英語話者や英国系住民がいるのでは、と思っていましたが、白人は恐らくほとんどが観光客だったと思います。

一応、標識等には中国語と英語が併記されていますが、日本での英語表記と同レベル、カナダのフランス語と英語の併記よりはずっと下のレベル、という印象です。

 

日程に関しては、我ながらこの強行日程をよく完遂したな、と思います。一方で「意外とイケるじゃん」と思う自分もいて怖いです。これからもドンドンいろんなところに出かけてみたいな、と思います。香港も今回は雨であまり観光できていないので、今度は晴れの多い季節に来て、もっと楽しみたい、と思います!

 

今や海外旅行は地方在住の方にとってもハードルが下がってきています。もちろん国際空港までのアクセスに費用がかかる分、都市圏に住む人に比べれば不利ではあります。しかし、それ以上にLCCにより航空券の値段が下がってきている、というのが大きいです。

もし、「地方だしLCCなんて関係ない」と思う方がいらっしゃいましたら、LCCは都会人のものだけじゃない!ということを理解していただき賢く利用してドンドン旅行に出かけて欲しいな、と思います。

【WAONも対象】JMB、サッカー日本代表勝利でボーナスマイルのキャンペーン開催

久々に来ました。定期的に開催されているこのキャンペーン。以前にも記事を書いていました。 

miletabi.hatenablog.com

今回も基本的にはこの時と同じで、6/14までにエントリーのうえ、日本代表が6/7の試合で勝利した場合に、試合翌日から1週間(今回は6/8~6/14)に渡って対象のJALマイレージモールの積算マイルが通常の1.2倍に増量されます。なお、増量分のマイルは後日別途加算です。

対象サービスは次の通り。

  • JALマイレージモール内、eマイルパートナーの利用(AmazonやZOZOTOWNなども掲載されているJALマイルが貯まるポイントサイト)

partner.jal.co.jp

www.jal.co.jp

  • JMB WAON利用分(期間に注意)※この後詳述

などが使う機会が多いのではないか、と思います。その他にも、

  • JALショッピング
  • IDC大塚家具でのJMBカード等提示による積算
  • レストランマイル・カラオケマイル・リフレッシュマイル

などが対象になっています。

JMB WAON でボーナスマイルを狙う際は期間に注意!

このキャンペーン、毎回増量期間は試合翌日から1週間で固定なのですが、JMB WAON利用での増量期間は不規則になっており、注意が必要です。

今回は6/10、6/20に積算されるマイルが増量対象になります。それでは具体的には、いつからいつまでの期間のJMB WAON利用分が増量対象になるのでしょうか。これは、上で挙げた過去記事で検証していますが、もう一度書いておきます。

 

  • 毎月1~10日利用分:当月20日積算
  • 毎月11~20日利用分:当月末日積算
  • 毎月21~月末利用分:翌月10日積算

 

今回は6/10、6/20積算分が対象ですので、対象利用期間は5月21日~6月10日利用分まで、となります。これまでは積算対象期間が10日しかないことが多いのですが、今回は期間が長めになっています。

つまり今回は(も)、イオンで毎月10日に開催される「ありが10デー」と併用できます。当日はイオンでのJMB WAON利用分に対する積算マイルが5倍になりますので、5倍の1.2倍となり、最大3%マイル還元になります。また、ボーナスマイル利用分も当然1.2倍に増量されますので、ドリンク等、日持ちするものでボーナスマイル対象商品があればまとめ買いしておくのも一手です。

 

ちなみにJMB WAONにはJALカードでクレジットチャージすることで、さらに還元率を高めることができます。ショッピングマイルプレミアムに加入している場合、WAONチャージでも1%マイルか積算されます(非加入時は0.5%)。

ショッピングマイルプレミアムって何?、という方はこちらをご覧下さい。JALカードの学生カード「JALカードnavi」についての記事ですが、JALカードの各種オプション、「ショッピングマイルプレミアム」、「ツアーマイルプレミアム」についても書いています。

miletabi.hatenablog.com

 また、イオンでのJALマイルの貯め方についてはこちらの記事をご覧ください。

miletabi.hatenablog.com

 

さて、このようなおトクなキャンペーンが開催される訳ですが、セゾン・UCカード所有者はこれらの増量分が120%から150%にさらに増量されます。ぶっちゃけ個人的には、これのためだけに年会費無料のセゾンカードを作ってもいいかな~、と思い始めております。ポイントも永久不滅で貯めやすいですしね。

なお、こちらは通常の1.2倍に増量の人とは別ページからのエントリーとなりますのでご注意ください。

日本代表を応援しよう!

私は、サッカーはあまり見ないのですが、このキャンペーンがあるとやはり結果が気になって検索したりしてしまいます。キャンペーン運営側としても、これだけでサポーターが大幅に増えるとは思っていないとは思いますが、まあ私のようにあまり興味のない人が結果を調べたり、スポーツニュースを見てくれればいいな、的な感じでしょうか。

これを機に少しでもサッカー日本代表に興味を持つ人が増えればいいな、と思います。

 

 

【月例】マイル・ポイント報告(6月号)

6/5現在のマイル・ポイント等の残高一覧表です。

  保有ポイント 前月比 特記事項 ランク/ステータス
ステータス
仮想JALマイル
JALマイル 15964 1003     15964
ANAマイル 8491 95      
デルタスカイマイル 5000 0      
ワールドポイント 3086 0 1P=5円   7715
Tポイント 6272 145      
楽天ポイント 15597 2155   ダイヤモンド/学割  
ポンタポイント 74 1     37
dポイント 3340 351     1670
nanacoポイント(モバ) 98 27      
nanacoポイント(カード) 512 84      
タイムズポイント 1617 0   プレミアム会員 808.5
WAON POINT 525 22      
LINEポイント 988 60     444.6
ハピタス 20194 5203   ゴールド 10097
ちょびリッチ 1108 -11500 1P=0.5円   277
CMサイト 122 122 1P=0.5円   30.5
.money 744 0     386.88
エネルギアポイント 330 58     165
ツルハポイント 116 -285   500円お買い物券発行  
Pex 2710 0 1P=0.1円   135.5
ネットマイル 4948 0 1P=0.5円 ブロンズ 1237
パナソニックコイン 892.2 837     446.1
合計         38967.98

 先月はあんまりお出かけもしてないし、ブログもあまり書けなかった1カ月でした。今となって振り返ってみれば何してたんだか...。

 

ちょびリッチは、先月行われていたJALマイルへのレートアップキャンペーン(20%)に全て交換申請。これまでの常識からJALマイルへのレートアップは20%前後が最高、という認識があったので迷わずぶち込みました。

それが今月に入ってまさかのレートアップキャンペーン継続&更にレートアップ(40%)となって唖然としたのは秘密です。キャンペーンページはコチラです。

http://www.chobirich.com/campaigns/170601_jal_rateup

まあこればっかりはしょうがない面もあるのですが、悔しかったですね。「つぎ込むポイントを半分だけにしておけばよかった」とか後悔はありますが後の祭り。よく「陸マイラーは改悪との闘い」と言われますが、一方でこういう改善とも闘っていかなければなりません...(汗)

 

ブログの方は更新がガクッと落ちたにも関わらず、アドセンスの報酬は過去最高。やはり検索で上位表示される記事があれば、更新しなくても一定のアクセスの確保はできる、ということでしょうか。ただ放置したままだとアクセスも下がってきてしまうので、リライトも積極的にやっていきたいな、と思っています。

 

お出かけの方は、今月は1つ大きな(?)旅行がありますので、こちらの旅行記が書けそうです。お楽しみに。

ではでは、簡単ではありますが、今月もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

QUICPay(nanaco)ってなんだ?JALマイルとANAマイルを同時に貯める?

 

「QUICPay」という電子マネーがありますよね。JCBなどが開発した後払い(ポストペイ)式の電子マネーで、基本的に紐づけたクレジットカードの利用料金として口座から引き落とされます。もちろん紐づけたカードのポイントやマイルも貯まります。仕組みとしては、docomoなどが開発したiDと似ています。

 

一方でEdyやnanaco、Suicaなどと同じようにFelicaチップを搭載しているため、クレジットカードで買い物するよりもスピーディーに決済することができます。また、店員にカードを渡すことなく決済できるので、カードを店員に渡すことに抵抗がある方でも決済端末にかざせば支払いが完了します。つまり、QUICPayは電子マネーの良さとクレジットカードの良さ(チャージ不要など)の良いとこ取りをした電子マネーと言えます。

QUICPay(nanaco)という異色の存在

皆さんnanacoは持っていますか?言わずと知れた、セブンイレブンやイトーヨーカドーでおトクに買い物できる電子マネーですね。このnanacoカードには、一部にQUICPay機能が付いているものがあるのです。これが「QUICPay(nanaco)」です。私のnanacoにもQUICPay機能が付いています。

f:id:miletabi:20170512122325j:plain

右下にnanacoマークに加えてQUICPayのロゴも描かれています。このQUICPayマークがあるnanacoのみ、QUICPay(nanaco)を利用することができます。

というのも、一部nanacoカードにはこのQUICPayマークがなく、QUICPay(nanaco)が利用できないからです。具体的には、通常デザインのnanacoではQUICPayを使えますが、その他限定デザインのnanacoではQUICPayが使えないようです。 

通常のデザイン、というのは虹色のお馴染みのやつ。

f:id:miletabi:20170512122657j:plain

限定デザインというのは去年限定販売されたご当地nanacoや、アニメキャラクターなどとコラボしたデザインのnanacoなどです。

f:id:miletabi:20170512123522j:plain

こちらは私が持っている「三英傑nanacoカード」と「しまねっこnanacoカード」です。三英傑nanacoは愛知県で、しまねっこnanacoは島根県で期間・数量限定で販売されたものですが、こちらにはQUICPay機能は付いていません。

f:id:miletabi:20170512123852j:plain

ご覧のようにnanacoマークしかありません(QUICPay(nanaco)は使えません)。また、おサイフケータイで利用できるnanacoモバイルでもQUICPay(nanaco)を使うことはできません。

クレジットカードのポイントに加えてnanacoポイントが貯まる!

QUICPay(nanaco)はQUICPayの一種ですから、当然クレジットカードのポイントは貯まります。還元率は基本的に紐づけたクレジットカードと同じです。これは、普通にクレジットカード払いをしても、通常のQUICPay支払いをしても付与されます。ただし、通常のQUICPayやクレジットカード払いでは、nanaco払いをしていないので当然nanacoポイントは付与されません。

 

しかし、セブンイレブンでQUICPay(nanaco)で支払いをした場合、通常QUICPay払いで獲得できるクレジットカードのポイントに加え、nanacoポイントをも獲得できます。税抜200円につき1nanacoポイント獲得できますので還元率は約0.5%(以下、便宜上0.5%とします)です。つまり、紐づけるクレジットカードが還元率の高いものであれば、通常のnanaco払いよりも高還元になる可能性がある、ということになります。

 

例えば、タイトルにあるようにANAマイルとJALマイルを両方同時に貯めることもできます。JALカードをQUICPay(nanaco)に紐づけておいた場合です。JALカードは基本的に(ショッピングマイルプレミアムに加入しているのを前提として)1%のマイル還元率があります。これはQUICPay(nanaco)を利用した場合も同じです。

次に、QUICPay(nanaco)を利用すると付与されるnanacoポイントはANAマイルに2ポイント=1マイルで移行できます。この場合ANAマイル還元率は0.25%となります。

 

つまり、この合わせ技を使えばセブンイレブン限定ではありますが税抜200円の買い物につきJAL2マイル&ANA0.5マイルが獲得できることになります。JAL・ANA合算するとマイル還元率は1.25%です。普通にJALカードで決済しているだけでは入ってこないANAマイルが転がり込んできます。還元率は0.25%と低いですが、ないよりはあった方が良いですよね。「ANAマイル貯めてないよ!」って人でもnanacoポイントなら使い道がある人も多いのではないでしょうか。

  JALカード+
QUICPay(nanaco)
nanaco(楽天カードに
よるチャージ)
還元率(クレカ) 1% 1%
還元率(nanaco) - 1%
還元率(QUICPay(nanaco)) 0.50% -
合計 1%マイル+0.5%円 2%円

JALカード紐づけQUICPay(nanaco)を利用した場合と楽天カードによりチャージしたnanacoとの還元率比較

 

ちなみに、QUICPay(nanaco)利用分のポイントは、決済毎に切り捨てではなく、1カ月分を合算した額に対して税抜200円ごとに1ポイント付与されるようです。「毎朝100円のセブンカフェ買うだけ」でもポイントが付与されるのでおトクです。

ANAカードとの紐づけが最強!

ここでは私が主にJALマイルを貯めているため、JALカードをQUICPay(nanaco)に紐づけた場合をメインに話を進めていますが、実はANAカードとQUICPay(nanaco)を紐づけるのが最もよい組み合わせなのです。

 

それは、セブンイレブンが「ANAカードマイルプラス」加盟店だからです。

www.ana.co.jp

「ANAカードマイルプラス」というのはJALカードで言う「特約店」のようなもので、加盟店でのANAカード決済分とは別にマイルが付与されるサービスです。セブンイレブンでは200円につき1マイル付与されます。これはANAカードと紐づけたQUICPayも対象となりますので、ここにQUICPay(nanaco)を紐づければよい訳です。

 

つまり、ANAカードで10マイルコースに加入している場合は、

決済分1%マイル+マイルプラス0.5%マイル+QUICPay(nanaco)利用分0.5%ポイント

となり最強です。

ボーナスポイントの扱いはどうなる?

セブンイレブンには、nanacoで買い物をしたときにボーナスポイントが付く商品がありますよね。毎月入れ替わりでドリンクなどに10ポイントのボーナスポイントが付いているのはご存知の方も多いのではないでしょうか。

最近では「おにぎり100円セール」に合わせておにぎり1つごとに10ポイント、レジ横の揚げ物1つにつき10ポイント、というキャンペーンも期間限定で行っていました(既に終了しています)。

 

これらのボーナスポイントは、QUICPay(nanaco)利用の場合も同じように付与されます。利用額に対する通常ポイントは普通のnanacoの1/2ですがボーナスポイントは満額付与です。これはQUICPay(nanaco)の大きなメリットの1つです。

これは、セブン銀行アプリのnanacoポイント履歴のページです。セブン銀行アプリではセブン銀行口座とnanacoを紐づけることで、カード型のnanacoであってもポイントや支払いの履歴を見ることができますので、カード型nanacoをお持ちの方で、残高がいくらあるか分からなくて困っている方にはおススメです。

注意点・デメリット

ポイントはすぐには付与されない!

QUICPay(nanaco)を使う上で1つ注意して欲しいのが、ポイントは即時付与ではない、という点です。通常のnanaco払いの場合、nanacoポイントは即時に付与され、nanaco残高とともにポイント残高や付与ポイント数がレシートに印字されます。

 

一方で、QUICPay(nanaco)の場合、「前月16日~当月15日」にセブンイレブンで利用した分に対するnanacoポイントが翌月5日に一括付与される仕組みになっています。具体的に言うと以下のようになります。

  • 4/16~5/15利用分→6/5付与
  • 5/16~6/15利用分→7/5付与

QUICPay(nanaco)をセブンイレブンで利用してから最大で2カ月弱、ポイント付与までタイムラグがあることになるので注意が必要です。

また、QUICPay(nanaco)利用に伴うポイントは、「センターお預かり分」として付与されます。これをnanacoにチャージして利用するには、レジ又はセブン銀行ATMで「残高確認」を行い、さらにそれをnanacoの電子マネーに交換する必要があります。流れとしてはこんな感じ。

f:id:miletabi:20170515194113j:plain

つまり、ポイント付与日を過ぎても自分からアクションしないとポイントが使えるようにはなりません。

(初めてイラスト作ってみたけど割と楽しい)

ポイント2倍キャンペーンの対象外

セブンイレブンでは定期的にnanacoポイント2倍キャンペーンを行っています。通常税抜100円につき1ポイントのところ、期間中は2ポイント付与される、というキャンペーンです。

QUICPay(nanaco)もnanacoの仲間みたいなもんですし、一緒にポイント2倍にしてほしいところですが、毎回QUICPay(nanaco)はポイント2倍キャンペーンの対象外となっています。少し古いですが、キャンペーンページがありました。

www.nanaco-net.jp

※終了したキャンペーンです。

キャンペーン自体は終了していますが、現在も同様のキャンペーンは定期的に行われています。こちらの記事は最近開催されたnanacoポイント2倍キャンペーンのときの記事です(内容は薄いです…)。

miletabi.hatenablog.com

このときもチラシには上のリンクのキャンペーンと同様に「nanacoカードQUICPayでのお支払いは対象外です」と書かれていた記憶があります。*1

故に、nanacoポイント2倍キャンペーン中は、普通にnanacoで支払った方が、高還元となりおトクです。

 

普通にnanacoチャージした方が高還元のことも?

nanacoにチャージするときは皆さんクレジットカードを使うと思います。理由は当然「クレジットカードのポイントも貯まるから」(※nanacoチャージがポイント付与対象外のクレジットカードもあります)。

この場合、クレジットカードによってはQUICPay(nanaco)を使うよりも、クレジットチャージしたnanacoで支払いをした方がおトクになることがあります。これはポイント・マイルの価値をどう考えるか、という問題に左右されてきますが。

 

例えば、nanacoチャージで1%のポイントが貯まる「Aカード」というクレジットカードがあったとすると、nanaco支払い時のポイントと合わせて2%(円)相当のポイントが貯まりますが、この「Aカード」とQUICPay(nanaco)を紐づけて利用しても1.5%のポイントしか貯まらないことになります。

 

初め、楽天カードがこの具体例になるかと思ったんですが、楽天カードはQUICPay(nanaco)に紐づけられないようで...。

 

私は現在JALカードnaviに紐づけたQUICPay(nanaco)を利用しています。一方で別のモバイルnanacoに楽天カードからチャージしてこちらも使っています(2018.1.7追記:楽天カードでのnanacoチャージは、現在ポイント付与対象外となっています。以下、一例としてお読み下さい)。この場合、上でも述べたように税抜200円の支払いでJAL2マイル&nanaco1ポイント獲得できます。しかし一方で楽天カードからチャージしたnanacoで支払いをすると200円で2楽天ポイント&2nanacoポイント獲得できます。

 

もし、JALマイルを1マイル=1円の価値で使うとしたら、QUICPay(nanaco)払いは還元率1.5%、nanaco払いは還元率2%となり、「楽天カードでチャージしたnanaco」の方がおトクになります。私は1マイルの価値を都合2円と考えているので、還元率は2.5%となり、「楽天カードでチャージしたnanaco」よりもおトクだと考え、利用していますが。ここの考え方は人によって異なりますので、自分のカードで得られる還元率と比較してみることが重要です。

利用時には店員の電子マネー選択ミスに注意!

QUICPay(nanaco)は、券面は通常のnanacoカードです。つまり、店員によっては「nanaco」と勘違いし勝手にnanacoでの決済を進めてしまうことがあります。QUICPay(nanaco)で支払いを行うのは少数ですし、店員が全員nanacoガイドブックを熟読している訳ではありませんから仕方ない面はありますが、「QUICPay(nanaco)の方が還元率高いのに!」となりますよね(笑)

 

これを防ぐために私が実践している方法は次の2つです。

  • 「QUICPay払い」であることを店員にはっきりと伝える
  • nanacoの残高を0にしておく

特に2つ目は重要です。nanacoの残高が足りなければ決済は完了しませんので、やり直すことができるからです。また、決済時にはレジ画面に各種電子マネーのロゴが出ますので、「nanaco」と間違えられ、画面にnanacoマークが表示されたときはすぐに決済機からカードを離せば間に合うこともあります。

よく行くお店なら、一度「nanacoにはQUICPayも付いているんだよ」と店員に説明してあげると良いかも知れませんね。

 

 セブンイレブンではQUICPay(nanaco)か?

 

最後に、セブンイレブンにおけるnanaco決済とQUICPay(nanaco)決済の違いをまとめてみます。

  nanaco QUICPay(nanaco)
還元率 約1%+α 約0.5%+α
ポイント付与 即時 1カ月程度
チャージ 必要 不要
種類 カード、モバイルなど nanacoカードのみ(モバイル不可)

 「α」は、紐づけるクレジットカードの還元率です。

 

QUICPayはチャージ不要ですし、クレジットカードのポイントも貯められ非常に便利です。さらにQUICPay(nanaco)ではnanacoポイントも貯められ、おトク度も増しています。

一方で、他電子マネーをおサイフケータイで利用している方や、QUICPay一体型クレジットカードを使っている方などは1枚カードが増えてしまうので、得られる利益との比較衡量が必要になります。

 

皆さんもセブンイレブンではQUICPay(nanaco)を使ってみては?

*1:なんか最近、nanacoのホームページでは「現在開催中のキャンペーン」しか見られないようになっているようで、終わったキャンペーンのページは順次削除していっているようです。なので上記記事内のキャンペーンページもリンク切れになっている訳ですが、なぜかこの2014年のキャンペーンページだけ生き残っているんです。消し忘れでしょうか。個人的には、繰り返し開催されるキャンペーンもあるので、終了したキャンペーンページも残して条件などを確認できるようにしてもらえればありがたいな、と思っています

【月例】マイル・ポイント報告(5月号)

今月も既に中旬に差し掛かりつつありますが、現在のマイル・ポイント残高報告です。

  保有ポイント 前月比 特記事項 ランク/ステータス
ステータス
仮想JALマイル
JALマイル 14691 588     14691
ANAマイル 8396 1500      
デルタスカイマイル 5000 3000      
ワールドポイント 3086 98 1P=5円   7715
Tポイント 6127 362      
楽天ポイント 13442 -2318   ダイヤモンド/学割  
ポンタポイント 73 2     36.5
dポイント 2979 664     1489.5
nanacoポイント(モバ) 71 71      
nanacoポイント(カード) 428 428      
タイムズポイント 1617 18   プレミアム会員 808.5
WAON POINT 503 62      
LINEポイント 928 82     417.6
ハピタス 14991 4647   ゴールド 7495.5
ちょびリッチ 12608 2400 1P=0.5円   3152
CMサイト 122 0 1P=0.5円   30.5
.money 744 -491     386.88
エネルギアポイント 272 87     136
ツルハポイント 401 177      
Pex 2710 1800 1P=0.1円   135.5
ネットマイル 4948 0 1P=0.5円 シルバー 1237
パナソニックコイン 55.2 55.2     27.6
合計         37759.08

2017年5月10日現在

前の記事で通算50記事に到達! 

前回記事で、ようやくブログ通算50記事を達成しました。半年以上かかってますので非常にゆっくりしたペースだと思います。実際、ブログを書くネタには困っていないのですが、いかんせん時間がありません...。大学も3回生となったこともあり、毎週のように就活に関するイベントが入ってきており、割と忙しいです。

個人的にこのブログは文章力を養う場としても使わせていただいており、頑張って更新していきたいんですが、継続するのはやっぱり大変です。

miletabi.hatenablog.com

楽天ダイヤモンド会員になりました!

数か月前にランクがプラチナになり、楽天カードもゲットし、条件もそろったので楽天スーパーDEALを使って一気にラストスパートして楽天ダイヤモンド会員へランクアップすることができました。

が、ダイヤモンド会員への優待がショボい…。ちょっと萎えますね。楽天さんにはもっと上級会員を優遇する施策を取ってくれてもいいんじゃないでしょうか。

ダイヤモンド会員の特典・優待についてはまた項を改めてまとめたいと思います。

 

エアアジア・ジャパンが就航したら優先搭乗でもさせてくれますかね...?

 

主なポイント・マイル動向

ANAマイル

1,500マイルの内訳は、レートアップキャンペーンに伴うnanacoポイント移行分が1,400マイルと、ANA JCBプリペイド申し込みに伴うマイ友プログラム分が100マイルです。

スカイマイル

3,000マイル加算されていますが、3月中のフライトによる「ニッポン500マイルキャンペーン」によるものです。

 

 

また、各種ポイントサイトで今月ポイント確定した案件のうち、主なものを載せておきます。ポイントは申し込み当時のもので、現在は変更・終了している場合があります。

ハピタス

ハピ友ポイントは春休みに紹介したリア友がクレジットカード案件に申し込んでくれた結果です。やはりネットで紹介するよりも身近な友達に紹介する方が、直接連絡を取りやすいですし、相談を受けることも容易ですので効率が良いかな~と考えています。当然その結果としてヘビーユーザーになる可能性が高まりますしね。

もっとポイントサイトの魅力を友達に伝えてもう少しハピ友を増やしていくことに重点を置いていきたいと思います。

パナソニックコイン

2月の旅作利用分4,924コインが付与されました。なおdポイントへのレートアップキャンペーン(1.5倍)が実施中でしたので全て速攻dポイントへの移行を申請しています。

5月号における表記変更点など

5月号からいくつか表中に変更を加えました。

  • nanacoポイントを「モバイル」と「カード」の二本立てに
  • クラブパナソニックコインの追加

nanacoは、QUICPaynanaco)用のnanacoカードとnanacoモバイルを併用しているためこの2つともを表記するようにしました。なお、先月までのnanacoポイントはクレジットカードの「セブンカード・プラス」一体型のnanaco内のポイントであるためQUICPaynanaco)とは違うカードです。上述の通り先月まで貯めていたnanacoポイントはANAマイルへのレートアップキャンペーンが開催されましたのでその間にANAマイルへ移行しました。

 

GWも終わり、梅雨、そして夏へ!

もうすぐ梅雨を迎えますね。個人的には自転車が使えなくなるのであまり好きではないですが...。そして梅雨が明ければいよいよ夏。私たち大学3回生にとってはインターンシップなど忙しい夏になりそうです。ここらでしっかりと経験を積んで来年の就活に活かしたいと思います!

その中ではいろいろな所に行くことも多いと思いますので、しっかり旅行記も書いていければいいかな、と思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界遺産・石見銀山日帰り旅行記 WAONがまさかの大活躍?

先日、GWの休日を活かして友人と島根県大田市にある石見銀山へ行ってきました。石見銀山といえば、世界文化遺産にも指定されている中世~近代の鉱山遺跡として有名ですが、アクセスの悪さなどもあり、訪れたことのある方はあまり多くないのでしょうか。そんな方もこの記事を読んで、「石見銀山島根県に行ってみたいな」と興味を持ってもらえたら嬉しいです。

石見銀山ってどこにあるの?

石見銀山島根県大田市の大森、というところにあります。縁結びで有名な出雲大社のある出雲市の西隣、と言えば分かりやすいでしょうか。

 今回はJRを使って石見銀山へ行きました。最寄り駅はJR大田市駅です(仁万駅も近いですが乗り換えを考えると大田市駅の方が便利です)。出雲空港からですと、一度空港連絡バスでJR出雲市駅に出て、そこからJRに乗り換えるのが一般的だと思います。大田市駅の駅前から石見銀山行きの路線バスが出ています。本数は少ないですが、おおむね列車と接続しており、特に不便はないかと思います(列車の本数も少ないので)。

 

石見銀山側のバス停は、主に「大森」、「大森代官所跡」、「世界遺産センター」(今回は行きませんでした)の3つありますが、「大森」は有名な通り抜け坑道のある銀山地区、「大森代官所跡」は古い街並みの残る大森地区の最寄りバス停です。

 

運行は石見交通で、SuicaICOCA等の交通系ICカードは使えません。現金か、島根県共通バスカードでの支払いとなります。

 

松江・出雲方面からのアクセスを簡単にまとめるとこんな感じ。

石見銀山へ!

大森バス停でバスを降り、銀山方面に向かいます。

f:id:miletabi:20170503154244j:plain

地図は大田市駅観光協会の方にいただきました。地図には徒歩45分と書いてありますが、レンタサイクルもできます(電動アシスト付だったと思います)。途中の石見銀山公園より先は一般車両の通行はできません。自家用車は世界遺産センターの方に停めるようです。

石見銀山公園の観光案内書&おみやげ処です。

 

お、クレジットカードが使えますね。ん、そして...WAON??

(※カードは結局、決済機の故障か何かで使えませんでした。)

まさかこんな所でお目にかかるとは...正直驚きました。

ご覧の通り、石見銀山周辺の観光施設では、 WAONで入場料が払え、かつ割引があるんです。

そして、この売店にはこんなものまで。

 WAONチャージャーです。クレジットチャージもできそうです。

ここではWAONも販売していて、買ってチャージしてすぐ割引を受けることが可能です。もちろん売っているWAONは「石見銀山WAON」です。

www.waon.net

私はJMB WAONおサイフケータイで利用していますので買いませんでしたが、WAONを持っていない友人は「石見銀山WAON」を買って、さっそく利用していました。もちろん「石見銀山WAON」以外の通常のWAONやJMB WAONも使えます。

 

施設側としては、WAONを導入することでWAON運営側に利用額に応じていくらかの手数料を払わなければいけませんが、石見銀山WAONのような「ご当地WAON」は利用額の0.1%をカードにデザインされている地域での活動に寄付される仕組みになっています。「石見銀山WAON」の場合は、石見銀山保全継承を支援する「石見銀山基金」に寄付されます。つまり、石見銀山WAONをここで作って(購入して)もらい、全国のWAON加盟店で利用してもらえればそれだけで勝手に寄付金が石見銀山基金に流れ込んで来ることになります。

石見銀山の各観光施設でWAONが使える、というのは、決済手数料を数%払っても、入ってくる寄付金の方が多い、ということなのだと思います。

 

ちなみに、上記の通り各観光施設でWAONを使うことが出来ますが、コンビニなどないですので、チャージするところが先ほどのチャージ機しかないと思いますので気をつけて下さい!あと、観光施設以外の個人のおみやげ物屋や飲食店でWAONやクレジットカードが使えるところはほぼ皆無でした。この辺りは改善して欲しいところではあります。特に外国から来られた観光客の方たちにとって現金払いは難しいものがあるので、他の有名観光地に倣ってカード決済を導入してほしいですね。

 

さて、WAONにチャージして銀山地区へ向かいます。

緑がきれいな遊歩道もあります。空気がきれいです(たぶん松江と比較したらほとんど変わらないとは思いますが)。

と、まあいきなり一番の見所「龍源寺間歩」です。これが、有名な、一般公開されている坑道です。入場料を払えば誰でも見学できます。

背が高い人は気を付けないと頭打ちます(笑)

ここもWAON割引があります。

内部はヒンヤリしていて肌寒いくらい。夏でも10℃台に保たれているそうです。ちなみに龍源寺間歩は銀を実際に掘る坑道ではなく、銀鉱脈に対しほぼ直交して掘っていた坑道で、銀鉱脈にぶつかったらそこから横に掘られるを枝坑道のための主坑道、という位置付けだったそうです。やったことある人なら分かると思いますが、マインクラフトの「ブランチマイニング」と同じような感じです。ここでは、実際に横に向かって伸びていく枝坑道なども見ることができます。

 

さて続いて古い町並みが残る地区へ向かいます。

f:id:miletabi:20170504145317j:plain

地図で言うと右側が町並み地区です。この途中にはカフェや団子やが数軒ありますので、ゆっくり散策しながら向かうのも楽しいと思います。町並み地区には江戸時代の武家屋敷など風情のある建物が残っています。石州瓦の赤い屋根瓦も美しいです。

この地区に、石見銀山資料館があります。建物は明治の建築で、敷地はもともと江戸時代に大森代官所があったところです。

展示は当然石見銀山に関するものですが、とても分かりやすく解説されており、これまで疑問に思っていた箇所をしっかりと解決してくれるもので満足でした。

ちなみにここでもWAONが使えます(ただし割引はありません)。

 

世界遺産石見銀山」へぜひどうぞ!

中国地方世界遺産というと広島県厳島神社原爆ドームがまず思い浮かびますが、こちら石見銀山も素晴らしい世界遺産です。最近は宮島(厳島)は観光客がドッと増えて大混雑ですが、こちらはまだまだマイナーなのか、GWでありながらそこまで混雑することもなく、外国人観光客の姿も見られませんでした。

 

個人的には日本史の中でも近世・近代が好き、ということもあり、石見銀山の方が好きかな~とも思います。ちょっとアクセスが悪く不便ですが、その分ゆったりと観光できて良いと思いますよ。山陰新幹線が開通するとこうはいきませんから(いつの話や!)。

今年は世界遺産登録10周年ということもありますし、もし出雲や松江に来られる機会がありましたら、石見銀山まで足を延ばしてみて下さい!

 

 

学割乗車券とは?「学割」vs「トクトクきっぷ」

JRや一部私鉄には「学割乗車券」という制度があります。端的に言うと、「学生や生徒・児童がJRを利用する際には運賃を2割引しますよ」という制度で、お世話になっている学生も多いかと思います(当然私も帰省の度にお世話になっています)。

今回はそんな「学割」について調べてみました。

「学割」の概要

「学割」の正式名称は「学生割引普通乗車券」と言います。

(学生割引普通乗車券の発売)

第28条
東日本旅客鉄道株式会社学校及び救護施設指定取扱規則(昭和62年4月東日本旅客鉄道株式会社公告第6号)第2条に規定する学校(以下「指定学校」という。)の学生又は生徒が、片道の営業キロが100キロメートルを超える区間を旅行する場合で、第29条の規定による学校学生生徒旅客運賃割引証を提出したときは、その旅客運賃割引証1枚について1人1回に限り、割引普通乗車券を発売する。

JR東日本:旅客営業規則>第2編 旅客営業 -第2章 乗車券類の発売 -第2節 普通乗車券の発売より

これによると、「指定学校の学生又は生徒」が、「片道100キロ以上JRを利用する際」に学割が適用され「運賃が2割引」となる、されています。また、乗車券を発売してもらうには「学校学生生徒旅客運賃割引証」なるものを提出しなければならない、と書かれています。

これについて1つずつ見ていきます。

「指定学校」とは

指定学校に入るのは一般的な「学校」はほぼ含まれます。この辺りは「学校・救護施設指定取扱規則」に書かれています。法律みたいに難解な文章ですが、読みたい方はコチラから(PDFファイルが開きます)。

http://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/stipulation/pdf2014/covenant_school.pdf#search=%27%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%83%BB%E6%95%91%E8%AD%B7%E6%96%BD%E8%A8%AD%E6%8C%87%E5%AE%9A%E5%8F%96%E6%89%B1%E8%A6%8F%E5%AE%9A%27

 これはJR西日本のものですが各社にも同様の規定があるはずです。意外なところとしては幼稚園が含まれているところ、でしょうか。幼稚園児は基本的に運賃無料なので学割が必要なタイミングが分からないのですが...。

学割を使えるのは100キロ以上の旅程の場合のみ!

学割乗車券は「片道の営業キロが100キロメートルを超える区間を旅行する」場合のみに発行できます。また、SuicaなどのIC乗車券利用時は適用できません。必ず事前に窓口で学割乗車券を発行してもらう必要があります。同様の理由により、無人駅から乗車する場合も事前に窓口のある駅で学割乗車券を購入する必要があります。 

学割証とは

私の通う島根大学では機械で自動で発行できます。

有効期限は発行から3カ月以内です。島根大学では発行枚数に制限はありませんが、計画的に使うよう求められています。以前は「年10枚まで」という制限があったそうですが、就活等で頻繁に学割を使う人から「制限を緩和して欲しい」という要望が出て廃止に至ったそうです。

恐らく他大学等ではまだ枚数制限がある学校もあると思いますので恵まれている方だと思います。

 

高校時代は学割証の申請用紙を事務室でもらってきて記入・提出し、申請目的などを審査した上で発行されていた記憶があります。なのでおいそれと旅行には使えない、という印象でした(これも学校の方針によるのだと思います)。

割引になるのは乗車券のみ

学割乗車券を使うときに注意したいのは、「2割引」になるのは普通乗車券のみ、という点です。つまり特急券や指定席券は割引にならず、通常の料金で購入する必要があります。上に挙げた写真の場合、上野~仙台で学割を使い乗車券と新幹線の特急券を購入しました。

  • 上野~仙台:学割乗車券4,750円+特急券5,050円=9,800円

きっぷにはこう記載されています。学割を使わずに乗車券を購入した場合、同区間の運賃は5,940円です。これを2割引すると5,940×0.8=4,752円、となります。JRは10円未満の端数は切り捨てですので4,750円となり、辻褄が合います。一方で特急券は割引はなく、通常の指定席特急券と同じ5,050円。

 

つまり、全体としては本来10,990円だった運賃が9,800円に割引されたことになり、割引率は1割程度にとどまる、ということになります。このように、全体に占める特急券の割合が大きい場合、学割はあまりおトクではない、ということです。逆に特急なんか乗らないよ、という場合は基本的に額面通り2割の割引を受けられます。

 

学割はおトクなのか?

ここまでで「学割乗車券」とは何ぞや?について説明してきましたが、実際に学割はおトクな割引制度なのか、を検証していきます。普通に(割引なしの)きっぷを大人が買った場合よりも安くなるのは明らかですが、普通にみどりの窓口で購入可能な「特別企画乗車券」、つまりJR各社で「おトクなきっぷ」と案内されているものと比較してみます。

※料金等は2017年4月現在です。料金等は変更される場合があります。

その前に学割と各種「おトクなきっぷ」のそれぞれのメリットデメリットを挙げておきます。

学割のメリット
  • 普通乗車券と同じように払い戻し・変更などができる
  • 会員登録などが不要(当然年会費なども不要)
  • クレジットカードがなくても購入できる
  • 直前の購入も可能
学割のデメリット
  • 事前に学割証を準備する必要がある
  • 各種「おトクなきっぷ」と併用不可(往復割引除く)
  • 乗車券以外(特急券など)は割引されない
おトクなきっぷのメリット

これは殆ど、学割のメリットがおトクなきっぷのデメリット(その逆も然り)、という形になっています。

  • 時に非常に(学割をはるかに上回る)お得なきっぷが販売されている場合がある
おトクなきっぷのデメリット
  • 予約できる期間が決まっている場合がある(早特など)
  • ブラックアウト期間が設定されている場合がある(繁茂期など)
  • 席数が限定されている場合がある
  • 会員登録(時に有料)やクレジット決済が必須の場合がある
  • 往復購入が前提のきっぷが多い(片道で利用できるものは少ない)

 

では、実際に各区間を比較してみたいと思います。なお、各種「往復きっぷ」や往復割引は片道当たりの値段を表示しています。

東京~新大阪

まずは東京~新大阪間の東海道新幹線

東京~新大阪(指定席利用)
運賃種別 列車名 価格(片道) 運賃 特急券 実質割引率
通常運賃 のぞみ 14450 8750 5700 -
ひかり・こだま 14140 8750 5390 -
学割 のぞみ 12700 7000 5700 12%
ひかり・こだま 12390 7000 5390 12%
ぷらっとこだま こだま 10500 - - 17%
学割+e特急券 のぞみ 11050 7000 4050 24%

 これを見ると、学割の実質割引率は1割台前半となっています。特急券がお高いのでこんなもんかな、という印象。やはり東海道新幹線は割引きっぷが少ないです。つまり、相対的に学割の割安感が目立つ区間となっています。最も割引率が高くなるのは乗車券を学割で購入して「EX予約」で「e特急券」を予約する方法です。ただ、EX予約を使うにはJR東海のクレジットカード「JR東海エクスプレス・カード」、JR西日本の「J-WESTカード」、JR東日本の「ビューカード」に入会の上、年会費1,080円の「エクスプレス予約」の会員登録する必要があり、ハードルが高いです。

 

ただし、年1回以上の利用で年会費無料のビックカメラSuicaカードでエクスプレス予約を使う場合(ビュー・エクスプレス特約)には、年間維持費がエクスプレス予約の年会費(1,080円)のみになるため、東京~新大阪を往復すれば学割よりも結果的におトクになります。

故に、東京~新大阪を年1往復以上する学生にとっては、学割乗車券とエクスプレス予約の合わせ技が最も安くなります。

 

ちなみに、「ぷらっとこだま」は「前日までの予約が必要」、「こだま号の指定列車・座席のみ利用可」など、様々な制約がある分格安料金になっている「募集型企画旅行商品」です。JR東海のグループ企業であるJR東海ツアーズが販売しています。正確には「きっぷ」ではありませんが、同区間で使える貴重な格安きっぷであるため比較のため掲載しておきます。

ぷらっとこだま」についてはこちら

www.jrtours.co.jp

東京~仙台

続いて北に向かって東京~仙台で比較。

東京~仙台(指定席利用)
運賃種別 列車名 価格(片道) 運賃 特急券 実質割引率
通常運賃 はやぶさ 11200 5940 5260 -
やまびこ 10890 5940 4950 -
学割 はやぶさ 10010 4750 5260 11%
やまびこ 9700 4750 4950 11%
モバイルSuica特急券 はやぶさ 9970 - - 11%
スーパーモバトク やまびこ 8960 - - 18%

 モバイルSuica特急券を使うと1万円を切ってきます。学割だと速達型の「はやぶさ」の場合は1万円を超えてしまいますが、「やまびこ」など他の種別だと1万円を切ります。「スーパーモバトク」は「スーパーモバイルSuica特急券」の略で、モバイルSuica特急券よりも割安になっていますが、「はやぶさ」の設定がありません。朝晩だと「やまびこ」等でも設定されていない場合があります。

 

モバイルSuica特急券やスーパーモバトクを使うには当然ですがモバイルSuicaが必要になります。カードタイプのSuicaでは使えません。また、モバイルSuicaにクレジットカードを登録する必要があります(モバイルSuica特急券は、Suica残高から支払うのではなく、登録したクレジットカードから支払うため)。

 

意外と割引率自体はそんなに高くありません。ちなみに、先日上野~仙台で東北新幹線を利用したときは、上に載せた写真のように学割乗車券&特急券の組み合わせで予約しました。

 東京~松江

続いて、個人的に気になる松江絡みの区間を...。

東京~松江(指定席利用)
運賃種別 列車名 価格(片道) 運賃 特急券 実質割引率 特記事項
通常運賃 のぞみ、やくも 20190 11990 8200 -
ひかり、やくも 19670 11990 7680 -
通常運賃(往復割引) のぞみ、やくも 19170 10970 8200 5%
ひかり、やくも 18650 10970 7680 5%
学割 のぞみ、やくも 17790 9590 8200 12%
ひかり、やくも 17270 9590 7680 12%
学割(往復割引併用) のぞみ、やくも 16970 8770 8200 16%
ひかり、やくも 16450 8770 7680 16%
のぞみ早特往復きっぷ のぞみ、やくも 15430 - - 24% 東京方面のみ設定
東京往復割引きっぷ のぞみ、やくも 17895 - - 11%
学割+往復割引+e特急券 のぞみ、やくも 16980 8770 8210 16% 「やくも」は通常の特急券

東京~松江間は片道の営業キロが600キロを超えますので、往復で乗車券を購入すれば往復割引が適用され運賃が1割引になります。学割は通常、他の割引制度と併用できませんが、往復割引のみ例外です。つまり、これら2つを併用して割引適用する場合、片道運賃を1割引した上で、さらに学割を適用して2割引することになります。単純計算で28%の割引となります。この2つは窓口で普通に買える乗車券ですので、忘れずに覚えておきたい割引です。

 

全体での割引率で見ると、「のぞみ往復早特きっぷ」の割引率が最大となっています。24%の割引率ですので、これまで見てきた東海道新幹線区間や東北新幹線区間よりも高い割引率となっていることが分かります。これにはやはり航空機との競争、という状況が深く関わっていると思われます。この「のぞみ往復早特きっぷ」は「おトクなきっぷ(トクトクきっぷ)」の一種な訳ですが、これはみどりの窓口で誰でも購入できるタイプのおトクなきっぷです。ただし、「早特」という名前の通り、発売期間に制限があり、乗車日の21日前~7日前まで予約ができます。

ただ、モバイルSuica特急券やEX予約と違い、誰でも購入できる割引きっぷが最安値、となっているのは嬉しいですね~。

 

そして、意外に健闘したのが往復割引&学割&e特急券のパターン(岡山~松江の「やくも」特急券は通常購入のため乗継割引適用なし)。学割よりも高くなってしまいますのであまり使う方はおられないかもしれませんが、EX予約のポイントプログラム「グリーンプログラム」のポイント加算ができますので、EX予約の会員の場合はこちらの利用も十分考えられます。

 

※グリーンプログラムとは、東海道山陽新幹線におけるマイレージ制度のようなもので、EX予約で購入したきっぷであれば距離ごとにポイントが加算されるものです。貯まったポイントはグリーン車へのアップグレードに使うことができます。

松江~新大阪

これは松江周辺の方は必見です。なんだかんだ関西はよく行く機会がありますので(人によっては広島以上に)。知ってる人と知らない人の違いが最も出る区間だと思います。

新大阪~松江
運賃種別 列車名 価格(片道) 運賃 特急券 実質割引率 特記事項
通常運賃 のぞみ、やくも 10810 6260 4550 -
さくら、やくも 10600 6260 4340 -
学割 のぞみ、やくも 9550 5000 4550 12%
さくら、やくも 9340 5000 4340 12%
阪神往復割引きっぷ のぞみ、やくも 6945 - - 36% 山陰発のみ設定
阪神往復早得きっぷ のぞみ、やくも 5915 - - 45% 山陰発のみ設定
こだま&やくも指定席往復きっぷ こだま、やくも 6925 - - 35% 京阪神発のみ設定

 目から鱗が落ちる、とはこのことでしょう。学割をはるかに上回る高割引率のトクトクきっぷが発売されています。 

阪神往復割引きっぷ」は当日まで購入可、「阪神往復早特きっぷ」は乗車日の21日前から7日前までの発売です。当然「阪神往復早特きっぷ」の方が割引率が高くなっています。

割引率は驚愕の45%で片道当たり5,915円。しかも「のぞみ」、「やくも」の普通車指定席が使えます。学割だと「ひかり」「こだま」「さくら」利用でも9,340円(割引率12%)ですから、ここまで安いと学割を使う理由がありません。当日購入でも「阪神往復割引きっぷ」で片道6,945円(36%)で大阪へ行けます。

というより、通常の片道運賃が6,200円ですから、それよりも安い価格で特急&新幹線を使える、というのは安すぎます...。

 

これにはやはり競争環境が影響していると思われます。東京~松江での競争相手は航空機(ANAJAL)ですが、大阪~松江の競争相手は高速バスです(一応航空機もありますが)。つまり、高速バスに合わせて値下げをしている、と言えます。所要時間は圧倒的にJRの方が速いとは言え、乗り換えが必要ということもあり、バスに対し圧倒的な立場に立てない状況があるようです。

ちなみに、現在の新大阪~松江の高速バスの所要時間&運賃はこのようになっています。

  • 高速バス:5,250円、5時間半前後
  • JR(阪神往復早特きっぷ):5,915円、3時間半前後

 

ただ、一つ残念なのが、関西方面からのおトクなきっぷが少なくなっていることでしょうか。JRおでかけネットでも、京阪神発山陰(出雲、松江、米子)行きのおトクなきっぷは表にも載せている通り「こだま&やくも指定席往復きっぷ」しかヒットしません。

もし、山陰発と同等の割引率のあるおトクなきっぷがあれば観光客を呼び込みやすくなるのにな~、と地元住民としてすごく残念に思います。「高速バスとの競争」という環境は山陰発でも京阪神発でも同じですから。

まあ、私としては大阪まで往復1万円で行けるのはすごくありがたいですが。

学割を使って旅に出よう!

ここまで学割のメリット、デメリットなどを書いてきました。今回いろいろ調べて感じたのは、「思い付きで旅に出たいとき、学割は非常に有効なツール」である、ということです。学割であれば各種おトクなきっぷのように早めに予定を決めて予約する、ということをする必要はなく、「思い立ったが吉日」とみどりの窓口で学割乗車券を購入することができます(学割証は必要ですが)。

 

私は旅に出たいときにすぐ旅できるよう、常に学割証を1枚財布に入れています。本来学割証は「必要なときに必要なだけ」が原則ではありますが、ほとんどの場合期限切れまでに使っているので、特に問題はないかと思っています。

皆さんも、学割やおトクなきっぷを上手に使って旅を楽しんでみませんか?

 

 

きっぷを買うときに使う「みどりの窓口」では、もちろん各種クレジットカードも使えます。私がおススメする学生向けクレジットカードはこちらです。みどりの窓口でカードを使わないのはもったいないので、まだ持ってない方はカード発行を考えてもよいと思います。

miletabi.hatenablog.com

miletabi.hatenablog.com